49話 転生者との遭遇
ジャックについて
魔王軍幹部から 道化の魔王軍幹部に変更しました。
その少女は俺をじっと見ていた。
『白夜様、その人、転生者です。どうやらステータスや色々見れる眼を持っています。』
(つまり……見られたと?)
『恐らくそうかと……』
(落ち着け……まだ俺は何もしてない……それにやばいのは隠密で隠している……)
『……』
(とりあえず話してみるか……)
「俺は君と同じ転生者だよ」
そう言うとその少女は俺に向かって呟いた。
「同じって……こんな沢山の能力に……それに……魔王って……」
俺は固まった。
(……隠しているのすら見えるのか……仕方無い)
「……はぁ……ちょっと俺に付いて来い、そこで話す。」
そう言うと、少女は肩をビクリと震わせた
「……警戒しなくていい、行くのは俺の泊まってる宿屋だ、襲わないし、何もしない、説明するだけだ」
「……本当ですよね?」
少女は俺を見ていた。
すると少女は少し警戒を解いた様に見えた。
「……本当だな、我には嘘は通用しない」
「あぁ、本当だ」
「良かろう、この堕天使たる我を案内せよ」
(堕天使って何だよ……)
「……あぁ、分かった」
そうして、俺はその少女を連れ宿屋の自分の部屋に帰った。
そして俺はベッドに座り、少女を椅子に座る様に促した。
そして少女が座るのを見て、俺は話しかけた。
「……さて、まず何から聞きたい?」
そう言うと少女は少し考えていた。
「魔王について、能力の多さについて……貴方は何者なのか……」
少女は俺を見つめている。
「あー……まずは魔王についてだ……この国の勇者を知ってるか?」
「知らない……今日来たばかりだから……」
(今日来たばかりか……)
「……実はこの国の勇者は俺達と同じ転生者でな、それで魔王が必要だったから魔王の魔法を覚えたらこの称号が付いた、それだけだ」
「……どうして必要だったの?」
「勇者が生まれると魔王も一緒に生まれるから戦争になるんだよ、だけど、神が転生させた勇者だから魔王は居ない、居ない魔王との戦争でこの国が不穏になっていたんだよ、それを知っているのは俺だけ、だから終わらせる為にな」
そう言うと目の前の少女は考えていた。
「……嘘ではないみたいね」
「あぁ、で、能力の多さについてだが、それは俺がこの世界来て覚えたスキルと神から貰ったスキルとかだな」
「……魔力∞とか不老不死とか覚えられるの?」
「あぁ、その2つは神様から貰った能力だよ」
「……神様は一つの能力を授けると言っていたけど……?」
「俺の時はそんな個数制限無かったぞ?」
『白夜様が転生した後、神様が個数など色々調整されていましたよ』
(……そうなのか)
そんな事を話していると、また目の前の少女は少し考えていた。
「……嘘……ではないみたいね」
「あぁ、最後に、俺が何者か、だ……俺は暗狩白夜、転生前はサラリーマンをしていた。今は……まぁ、色々やって稼いでいる。」
「……そう」
少女にそう説明すると少女は少し間を置いて
「分かったわ……全部本当見たいね、我は神下罪花、転生者の堕天使よ」




