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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
勇者騒動
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堕天使の書3 第三の転生者

〜神下 罪花視点〜


我は森の中を歩いていた。

すると豪華な門が見えてきた。

その門に付くと周りはかなり賑わっており、並んでる人を相手に鎧を着た人が忙しそうに相手をしていた。


(なるほど……街に入る為の列か……くくっ、堕天使たる我が人の法に従う通りもないが……まぁ、それもまた一興、並んでみるかな……)


我は、並んでいる人達の所に並んだ

ちらちら我を見ている人がいたが……まぁ、気にしない……


そうして待っていると鎧の人に前の人達が何か硬貨の様な物を渡してるのが見えた。


(なるほど……あれは人間共の通貨か……確か我は……お金、持ってたっけ……?)


そう思いながら我は闇の衣に付いているポケットに手を入れてみた。

すると何か硬いものが六枚入っていた。

それを取り出すと銅貨が5枚と銀貨が一枚入っていた。


(神が言っていた150リアかな……?銅貨一枚10リア、銀貨一枚100リアかな?……)


そんな事を思っていたら我の番が来た。


「通行料25リアと身分証明書を」


と鎧の人に言われた。


「あぁ、はい、えっとお金と身分証明書……」


我は身分証明書持っていない……ポケットの中など探していると


「あぁ、忙しいから、もういい、通行料だけ渡してくれ」


と鎧の人は苛立ちながら言ってきた。


「あぁ……えっと……はい」


そう言って私は三枚の銅貨を鎧の人に渡した。


「5リア多いが……まぁいいか、通っていいぞ」


そう言われ私は鎧の兵士の横を通り門を通った……この街、大丈夫なのかな?


そんな事を思いながら街を見渡すと、街もとても賑わっていた。

街の節々から

「勇者様が魔王を倒した!」など「今日は祭りだ!」など「早く大通りのパレードに行こうぜ!」などの声が聞こえてきた。


(勇者……か、なるほど、そんな奴も居るのだな……どれ、我が見てみるか……しかし……これからどうしよう……確か転生者がこの街に居るって言ってたし……その者達を探して見るか……邪竜眼で探せるかな?)


そんな事を思い、我は眼帯を外した。


『何を見るか指定してください。』


と声が聞こえてきた。


(我の同胞……転生者達の場所を見たい。)


そう言うと頭の中に2つの場所が映し出される。

一つはパレードの真ん中で黒髪の男の人が手を振って笑みを浮かべている所、

もう一つはその男を遠くから見ている大人の男性だった……


(なるほど……その二人が我の同胞達か……一人目の方はパレードの真ん中だから話せそうにないかな……もう一人の方に行ってみるかな……パレードは大通りだっけ……どう行けば良いんだろう……)


そんな事を考えると

転生者達の姿が頭の中から消え

頭の中に何処かの地図と何処かへの道順が映し出された。


(……これはこの街の地図でこの道順は大通りまでの道かな……?この通りに行けば良いのかな?)


そんな風に考えながら我は少しその頭の中の道順通りに進んでみた。

すると、凄く人が賑わっている場所に出た。


(流石我が邪竜眼……我の求めている力を与えてくれる……この人の多さだと同胞の者が見つけられぬな……邪竜眼よ、二人目の転生者までの道を教えて。)


そう思うと、頭の中の道順が消え、新しい道順が出てきた。

我はその通りに進んだ。


そしてその通りに進むと、頭の中で二人目に見た人を見つけた。


(……あの者が我の同胞か……怖い人じゃ無いと良いんだが……どんな人なんだろう……話しかけて良いのだろうか)


そんな事を考えていると。

頭の中に 彼のステータスだと思わしき者が 映し出された。


─────────

ステータス


名前 暗狩 白夜

年齢 20

性別 男

状態 健康

種族 人間

職業 情報屋☆

体力

魔力 ∞


スキル

「料理」

「隠密」

「演技」

「魔力操作」

「鑑定」

「投擲」

「錬金術」

「剣術 上級」□

「斧術 中級」□

「槍術 中級」□

「棒術 中級」□

「武術 中級」□

「弓術 上級」□

「刀術 中級」□

魔法スキル

「無魔法」□

「火魔法」□

「水魔法」□

「土魔法」□

「風魔法」□

「雷魔法」□

「光魔法」□

「聖魔法」□

「闇魔法」□

「空間魔法」□

「時空魔法」□

「回復魔法」□

「魔王魔法」□

「食料創造魔法」

「飲み物創造魔法」

「道具創造魔法」

「転移魔法」

「収納魔法」

「合体魔法」

体質スキル

「言語理解」

「全国語会話可能」

「不老不死」

「変身、年齢操作」

「魔力無限」

「全能力耐性」

「全状態異常耐性」

特殊魔法スキル

「サクヤ」


称号

異世界転生者

見習い魔王


─────────


「えっ……」


我は困惑した。


(何だ、このスキル量は、能力は一人一つなのでは無いのか?それに、不老不死だと?魔王だと?だが魔王は倒されたのでは……?奴は何者なんだ?一応同胞だ……話を聞いてみるしかないわね……)


我は決意した。

そして彼に近づき彼の肩を叩いた。彼は我を見た。我は少しビクッとしてしまった。だが勇気を振り絞り彼に聞いてみた。


「汝……いや……貴方は……何者……なの……?」


中二病のキャラ作りたくて出したが喋り方難しすぎる……教えて中二病の人(´・ω・`)

邪竜眼も適当に考えたからかなり修正して使いやすくするの大変だったし……だけど作者がゴスロリキャラ好きだから出したかったんだよ!

勝手に効果が発動しているのは封印(眼帯)が取れてるからです。

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