42話 魔王魔法取得
俺は森の中、サクヤと魔王魔法を取得する修行をしていた。
『では、白夜様、まずはライトを唱えてください』
(あぁ……)
「〈ライト〉」
手に白い明かりが出た。
『では、そのライトを消さずにさらにライトを唱えてください。』
「〈ライト〉」
『それを九十八回程繰り返してください……』
(……サクヤが言うなら)
俺は無心でライトを唱えた。
すると段々と白い光が白くなっていき、最後には真っ白なった。
『真っ白になりましたね』
(……あぁ真っ白になったな)
『これは魔力圧縮と言う無魔法です。ライトの上位互換見たいな物です。魔王魔法を使うのに必要な魔法です。』
(そうか……)
『次からは“魔力圧縮”と言えば使えるようになります。』
(なら良かった……一々ライトを唱えるのはきついからな……)
『次に闇魔法のダークを唱えてください。』
「〈ダーク〉」
すると手に黒いもやもやが出てきた。
『次にダークで魔力圧縮をしてください。』
(……つまり?)
『ダークを九十九回唱えてください。』
(……分かった。)
俺は更に無心でダークを唱えた
するとだんだんと黒いもやもやは暗黒の様に黒くなった。
『これで準備は完了です。これはダーク版の魔力圧縮です。次は……合体魔法というスキルを覚えます。片手にライトの圧縮魔法、もう片手にダークの圧縮魔法を出して合わせてください。』
(分かった……)
「〈圧縮魔法〉〈圧縮魔法〉」
『そして手に持った魔力を合わせてください。』
俺は魔力を操作し合わせてみた。
すると、とてつもない禍々しい魔力になった気がする……
『お疲れ様です。それが魔王魔法に使う魔力です。それを三百回程繰り返すと魔王魔法を覚えます。』
(そうか……)
『魔王には予め魔王魔法の才能と情報が付与されていてかなり楽なのですが……人間が覚えるとなるとこれしか無いのです……申し訳ありません。』
(大丈夫、ありがとう、サクヤ)
俺は魔力を集めては合体させを繰り返していた。
スキル取得って何度もやってるが本当に地味だな……剣術系だってサクヤの言われる通りの型を何度も繰り返し振ってるだけだったし……あの時だって……
そんな事を考えながら魔力を合わせていた。すると
ピコーン
魔王魔法“混沌”を覚えました
魔法スキル 合体魔法 を覚えました。
地味です。
今までどうやって魔法を取得したか
イメージ、補助はサクヤ
魔力操作、詠唱は白夜
で今回みたいにずっと詠唱の反復作業です。
適当に「ライト」と呟いていても駄目です。
魔力操作は適量を言葉で伝えようにも人によってまばら、無限なので一度に減った数値の理解は……サクヤによってできますが減った感覚がしないのでいつまでも出し続けてしまう、足りない事があります。
一応無詠唱はやろうと思えばできますが、魔法が暴発するか使えないか稀に成功するかの三択です。




