36話 ハルバード侯爵2
ムーンが来てから一ヶ月くらい立った。
ルーンがマリドに帰った後、俺はすぐにドリア村北の洞窟を調べる手紙を送り、調べさせた。
そして今、書斎で書類作業をしていた時に手紙や書類が届いた。
全てムーンの情報通りだった……
手紙の内容はこうだった……
ドリア村の北の洞窟に怪しい奴らが居たから捕えた、そこの書類を見るに小さな伯爵や男爵などに雇われて呪具をばら撒いてる連中だったので、拷問をして貴族の名前と仲間達を吐かせた。どうやら商隊に扮して金も取っていたらしい。私達はその商隊を捕まえ、金などを返し呪具を回収した。呪具の内容を調べてみると呪いは弱いが、不作の呪いがかかっていた
これよりこれを計画した貴族達の名前を書いていく……………
そしてこれらの証拠の書類なども一緒に送る。
と
「ふむ……そう言えば奴はいつ来るのだろうか……この結果の手紙が来た事を知ってすぐ……まさか今日来るとかは無いよな……?手紙も極力秘密で持ってこさせた……さて、ムーンはどう来るやら……だが……その前に……」
俺は書斎に部下達を集め証拠と手紙を部下達に見せた。
「それを見た通り、これから色々忙しくなるぞ、貴族達にどうこの事の件を弁償して貰うかの交渉や、貴族達の捕縛、どうやって収めるかな」
部下達がざわめきながら各々作業に取り掛かった。
俺もかなり忙しく、夜まで書類作業や指示などをした。
そしてクタクタになりながら自室に戻った。
すると
「お疲れ様……ネ」
と黒フードで満月のペンダントを付けた、低身長の少年が私の部屋で待っていた。




