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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
情報屋の始まり。
32/174

村雨の書2 第二の転生者2


〜村雨 守視点〜


「本当に転生したんだな……」


俺は森の中で目を覚ました。


「えっと……こういう時はまず……ステータス」


─────────


名前 村雨 守

年齢 16

状態 健康

種族 人間

職業 勇者

体力 20

魔力 50



特殊スキル

「聖剣召喚」 △聖剣一覧


称号

異世界転生者

見習い勇者


─────────


「おぉ!すげぇ!本当に出てきた!転生してるんだな!とりあえず神様に頼んでおいた馬車を襲うモンスター用に聖剣を召喚しておくか!」


そう言いステータスの聖剣一覧をタッチした


─────────


聖剣一覧


魔を断つ聖剣 マタツカミ

緋色の聖剣 ヒイロ

無名の聖剣 ナナシ

魔聖剣 マナビ

覇王聖剣 オオミタチ

次へ


─────────


「……色々あるな……とりあえず一番上の一本だけ出してみるか……えっと……〈聖剣召喚 聖剣マタツカミ〉」


そう言うと体から何か変な力が、どっと抜ける感覚が襲ってきた。


「ッ!?」


その後、手元には全長約1mくらいの白銀色の神々しい剣が目の前に出てきていた。


「……これが聖剣マタツカミか」


俺は剣を握って持ってみた。


「少し重いが持てなくはないな……」


俺は剣を振ってみた……

何とか振れるな……

そう考えていると。


「うわぁぁぁぁ大鬼オーガだぁぁぁ!どうしてこんな所に!!」


「来た!俺のラノベ的展開第一号!」


そう言い、俺は声のする方に剣を持って走っていった。……剣の重さでいつもより遅いが……


そして少し開けたに出ると

全長3mくらいの化物の後ろ姿と冒険者風の男達が馬車を守って戦っているのが見えた。

俺は化物の後ろからそっと飛び出し。


「加勢する!」


「ッ!?」


そう言いながら俺は飛び出し

マタツカミを化物に振りかぶった。


「グルァ」


大振りなせいか避けられた。


「馬鹿!奇襲するなら声を出すな!」


と冒険者風の男が怒っていた。


「グルァ……」


化物が俺の方を見ている。


目があった。その瞬間、俺はそいつの目を見てしまった。


絶対殺すという意志がある目を


怖い……


尻餅を付いてしまった。股間辺りから生暖かい液体が出てきた。

化物がゆっくり俺の方に近づいてくる


怖い……怖い……


化物が俺に手を出してくる


怖い怖い怖い怖い怖い怖い


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


そう叫びながら俺は半狂乱になりながら無我夢中で剣を振り回した。

そして剣の先が化物の手に掠った途端


ブシュン


と化物の腕が弾け飛んだ。


「……は?」


「……は?」


「グルァ?」


……


「グルァァァァァァァ!!!!!」


化物が叫ぶ。

俺はその状況を理解できずに化物の手から出た血を浴びていた。

凄く臭い。


化物がまた殺意を持った目を俺に向けてきた。


「ひっ……あっ……あっ……お、俺は勇者だ!この聖剣マタツカミでお前を倒してやる!」


脚が震えているがさっきの魔物の腕が弾け飛んだ事で恐怖は少し減り、震える脚を踏ん張って剣の先を化物に向けた。


「グルァァァァァァ!」


化物が叫んだ。俺の体は怯んだ。

そして化物は俺の…俺の持っている剣の方に残ってる方の手を伸ばしてきた。

そして剣を掴んだ途端


ブシュン


と手がまた弾け飛んだ。


「グルァァァァァァ!!!」


また化物が叫んで、地面にのたうち回った。

そうか……マタツカミの効果はこれか……魔物にとてつもない特効を持っているんだ……


「くっ……あはははは!勇者の前では!お前なんて雑魚なんだ!!」


そう言い俺はのたうち回る化物の頭に剣をちょんと指した


すると化物の頭は弾け飛んだ。


終わった……勝ったんだ……俺は化物に……後はそこに居る貴族に気に入られて……俺は勇者ルートに……

そう気を抜いて剣を落としてしまう。


「その自称勇者を捕えろ!!聖剣泥棒だ!!」


「は?」


そう馬車の中から声が聞こえた。


「いや……ちが……俺は勇……」


「聖剣マタツカミは教会が厳重に保護している!勇者だろうと戦争時以外使う事はできない!それを持っているなんて泥棒しかないだろ!」


その声と共に俺は冒険者達に捕まえられた……


「全く……王都の道中で魔物に出会ったり私の周りでは次から次に……ナーサリー、外を見てはならんぞ……魔物の死体と……血塗れの泥棒男が漏らしている酷い状況だからな……」


そう言う声が馬車の中から聞こえてくる。


俺の勇者ルートは……?俺の夢は……?


こうして、俺の最悪な異世界転生が始まった。



大鬼オーガステータス


─────────


名前 大鬼オーガ

年齢 0

状態 健康

性別 男

種族 魔物族

体力 200

魔力 0


スキル

脅し

雄叫び

体質スキル

怪力

筋肉アーマー


─────────


脅し 低レベルの相手を恐怖状態にする。

雄叫び 相手を怯ませる。

怪力 筋力に補正

筋肉アーマー 斬撃に耐性


魔を立つ聖剣 マタツカミ

ヒヒイロカネとミスリルと魔術で出来た90cmの剣

魔物にとてつもないダメージを与える剣


数百年前一度、魔物と人間の戦争で魔物が増えすぎて(自然に出来た)勇者に授ける為に技術神が何徹もして最後にヤケクソになって作った剣。


戦争が終わった後、勇者の提供により王都の教会に厳重に保管されていた。

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