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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
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2話 マリドへの道中と門にて

連続投稿です。

俺はマリドを目指して森の獣道を歩いていた

野ウサギなどをたまに見るが今の所、聞いてた魔物などは見ず平和な道中だ、たまに道を間違えては検索魔法に教えて貰っているが…

そんな道中歩きながらふと考えついた


「検索魔法、そう言えばお前に名前を付けたいんだが、いいか?」


『はい?何故ですか』


「いや……一々呼ぶ時に検索魔法とか言うの長いから…」


『了解です。では、名前を付けて下さい』


「名前なぁ検索……サク……サクヤ……よし、お前の名前はサクヤだ」


『分かりました。ステータスを変更します。』


そんなやり取りをしながら歩いていると馬車など通る街道に出た。

太陽が真上に登る頃大きな門の前に付いた。

そうして門を通るのに列が出来ていた為、その列の最後尾に並んだ

前の方を見ていると入る人達はどうやら門番に何かを見せて何かを渡していた。


『あれは身分証明書です。あと入場料を渡しています。身分証明書と入場料がない場合は名前などのみのステータスなどの開示と何故持ってないか理由を求められ怪しい所が無ければ冒険者ギルドで身分証明書を作り下働きをしてギルド経由で払う事が推奨されてます。理由としては田舎で自給自足してたが街に興味が出て来てみたなどでよろしいかと』


(なるほど……名前のみの表示も可能なのか……

俺のステータスって見られたら割とヤバくないか?)


『ステータスは任意で見せる相手と名前などを部分的な表示する事が可能です。あと、ギルドの登録では体力、魔力は開示しなくていいですが、スキルの開示を求められます。隠密を使えばスキルを隠す事も可能です。料理と鑑定スキルは普通にあるスキルなのでそれだけ表示して、あと職業は変身で旅人に名字を隠し、名前をビャクヤにする事をオススメします。』


(隠密とサクヤは優秀だなぁ……隠密がイメージしてたのとは違ったが……)


『隠密は忍び歩き 隠れる 隠すの派生上位スキルです。白夜様が思っていたのは隠れるです。』


とサクヤとの脳内雑談をしている内に自分の番になり鉄鎧を着た兵士が話しかけてきた


「ようこそ、マリドへ 身分証明書と入場料をお願いします。」


「すみません……持っていません……」


「はぁ……では名前だけでいいのでステータスと何故持ってないかの説明を」

白夜はステータスを名前だけ開きながら説明をした。


「はい、私は田舎で自給自足をして生活をしていたのですが街に興味が出てやって来たのです……ですがそんな物が必要だとは知らずに……」


「ふむ……そうか……では、冒険者ギルドに登録をして身分証明書を作り下働きをした後冒険者ギルド経由で入場料を払ってもらおう…冒険者ギルドには私の部下が案内しよう。おーい!」


そう言うと兵士さんは声を出し門の近くの建物から革鎧の兵士が出て来たその兵士に鉄鎧の兵士は


「ヘンリー、こいつ、田舎者らしいから冒険者ギルドまで案内してやれ」


『私が居れば案内なんて不要ですのに…』と何故か不満の声が聞こえてきた


「了解っす!ゴルドフさん!」

と革鎧の兵士が敬礼しながら言う


「と言う事でこいつが案内してくれる。初めての街だよな?慣れないと思うが、ようこそ、マリドへ」


こうして俺達は門を通ってマリドへの入場した。


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