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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
情報屋の始まり。
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18話 マリド伯爵との話と報酬


俺は二週間、宿屋ネルゲで働いた……時折、交渉について考えたりしてて、ボーってしてしまったが……その度にサクヤに注意された……二週間前から毎日手渡しで貰える給料を貰い部屋に戻った。


今日はマリド伯爵と会う日だ

そして今回は

声を中性から女性にし、胸の大きな黒髪ロングの美人に変身した、変身してるインパクトを与える為の作戦だ

しかし女性の胸ってこんなに重いんだな……胸の辺りが少しきつい……それにある物が無いとあまり落ち着かない……

黒フードを被り満月のペンダントを収納魔法から出し首に付けて


「〈転移〉」


そう言うと辺りの景色が宿屋の部屋から酒場近くの路地裏に転移した。


そうして路地裏から隠密を使い貸し切りの看板がかけてある酒場に着いてから扉を開けた

そこは二週間前と変わらずマリド伯爵とマスターのみでマリド伯爵が入り口の俺を(主に俺の胸を)ちらちらと見ていた、そして俺の体格がムーンと違うとマスターが気づき


「……本日は貸し切りですよ。」


とマスターが話しかけてきた。


「月の雫を持ってきた……」


「「ッ!?」」


二人が驚いている。インパクトは与えれた様だ


「なっ……お前……ムーンか……でもムーンは……そんな……じゃ……」


とマリド伯爵が呟いていた


「はぁ……ワタシはムーン……ネ、あぁ、姿が変わってるのは気にしなくていいヨ」


と話しかける。


「あ、あぁ……あぁ……とりあえず座ってくれ」


と隣の席に案内されたので座った。マスターが前みたいに水をくれた。


「ありがと……ネ」


俺が一口水を飲みコップを机に置いた


「私の娘……ナサリーが君の教えてくれた薬で治った……それと妻の浮気が分かった……ありがとう……情報料だ」


と金貨5枚を出してきた


「毎度ありネ……〈開け〉」


「ッ!?」


と五枚の金貨を受け取り、収納魔法を開き中に入れた。


「〈閉じろ〉」


マリド伯爵はまた驚いていた


「それじゃぁ、ワタシは帰る……ネ」


そう言い俺は酒場の扉に向かう。


「……ちょっと待ってくれ!!君は何者何だ!!」


そう言われ俺は振り返り


「……自分の情報は売らない……ネ」


「……そうか……また会えるのか?」


「そうだネ、困ってるって情報を掴んで……面白そうだったらまた……会うかもネ」


「……そうか」


「あぁ、言い忘れたネ……今回アナタに情報を売ったのは面白そうだったのも合ったが、貴族とのコネ作りもしたかった……ネ、だから調べても裏はない……ヨ?」


「ッ……そ、そうか」


「だから信用できる貴族にワタシの名前と合言葉を伝えてくれると嬉しいネ、ワタシの見分け方はこの胸のペンダント……ネ、誰に伝えたか……ワタシは分かるヨ……それじゃあ帰る……ネ」


と言い俺は酒場から出て路地裏に向かった。

そこで転移を使おうとした所


『白夜様、大変です。ルーさんが白夜様の部屋に居ます。今転移を使うとバレてしまいます。』


どうしたらいいんだ……


サクヤの未来予測が外れました。

日記の情報を見てなかった見たいです。

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