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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
転生者村
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112話 転生者村への道中2


ある程度王都の門から離れ、街道からを歩いていると


「お、こっから森の中のだから気を付けろよ」


森の中に入っていく、そこは前より人の形跡があり、木に布が巻かれていたり、人の足により踏み鳴らされた感じがある草があったり、ある程度迷わない様にする目印見たいな物があったりする


「……そう言えば、朝に言ってたけどびゃ……エアは村で何してたの?」


森を歩いていると叶は風景を楽しんでいたが、罪花は暇になったのか俺にそう聞いてくる

そう言えば朝に話すって言ってたな……結構やること多かったんだよな


「あー……まずはこの世界の常識を教えたんだよな、まぁ、教えたのは教師達に大雑把に教えて、たまに細かいことを聞かれたら答える程度だったけど」


まず、最初に思い付いたのが転生者達に世界の常識について教えたことだった

世界の常識については全員に一つ一つ教えようかと思ったが、それだと非効率的だと教師達に言われ、本はないかと聞かれ、本を作って渡した後、教師達に色々質問され答えた後、教師達が他の生徒に教える流れになっていた、流石現役の教師達で俺が全員に教えるより手際良く教えており、どの先生も軽い授業みたいな感じになっていた


「へぇ、そうなの、大変だった?」


「結構楽だったよ?……楽だったと言えば、勇者と魔王達についても楽だったな」


「魔王がどうしたの?」


この話題を出すと先程まで風景を見ていた叶が自分が呼ばれたのかと風景を見るのを止めこちらを見てきた


「あー、まぁ、何でもないよ、この職業の奴らは居るだけでこっちだと結構な問題起きるから何とかしようとしてたんだが、それは村雨……今の国の勇者が何とかしてくれたな」


うん、これは本当に楽だったな

そもそも魔王や勇者達の奴らに追跡されそうで

そいつらにサクヤが言っていた通りスキルの隠すで擬装して暮らせる事を教えることで問題を解決して家に帰ろうと思っていたが

教師と話してる時、村雨と魔王と勇者達が先に話しており、王に話して何とかすると言う形になり、俺が介入しようかと思ったが、サクヤは任せて大丈夫と言っており放置したんだよな

そうした結果、王は勇者や魔王は転生者では普通の職業と理解したのか

数日後にそいつらに王家の印が付いた身分証を渡し、ステータスの職業を人に見せない事や細かい条件を元に暮らすことが許されたらしい……

解決後、勇者とかと話す機会があったんだが、その時、追跡スキル持ちの子が、俺が言った事が本当かどうか王都で確かめる為に初日から帰るまでずっと勇者達で追跡しようとしてた事を話してくれたんだよな……


「後はあれだな、朝も言ったがスキルと魔法について教えたな」


「スキルと魔法を教えるのどうだったの?」


「あぁ……これが一番大変だったな」


俺は勇者と魔王の件が解決を待っている間の数日間のある日、魔法使い系のスキルや魔法を貰った奴らに魔法を教えてくれと頼まれたんだよな

最初は断ろうかと思ったが、断る理由も特になく数日は暇だったし、教えることにしたんだよな……

そうしたら他のスキル持ちの転生者達も自分も教えて欲しいと段々広がっていき、同じ系列の魔法やスキルの奴らに教える先生みたいな事をしたんだよな

スキルや魔法スキルがどれも一癖も二癖もあるし、魔法や、異世界人が知ってたらおかしい概念がある魔法だったり

サクヤも知らない魔法やスキルがあったり、教えておかないとかなり危険な奴があったりして、結構個人個人に教えることになり

これでだいぶ帰るのが遅れたんだよな……


「へぇ、何か印象に残ってる魔法とかスキルってあった?」


「……あぁ、空を飛んだは良いが、降りたり動くのに苦労してる奴……目が良すぎて日常生活に支障が出てた奴……家電製品作るスキルを持ってたのは良いが肝心の電気を忘れてる奴が居たりとか……他にも身体をバラバラに出来るけど戻すのは手動だから人の手が必要なスキルを持った奴とか……他にも色々いたな」


「……軽く聞いただけでも大変そうなのがあるわね」


「あぁ、凄かったぞ……全魔法取得可とか言う奴とか癖の無い奴かと思ったら血族魔法って言う血族しか使えない魔法とかも使えるのが判明したり……とにかく教える事が多かった」


俺は村で苦労したスキルや魔法の話をしながら歩いてく、それを罪花は時々相槌を打ちながら聞いてる

叶も途中からスキルについて質問したりしてきて、話しながら歩いているとポツポツと人が歩いているのが見えて来て、人の形跡がある森の獣道のような感じな道が舗装された感じになっていき、この先に小さな門が見えてきた



転生者の村での出来事とか書いてなかったのですが、ここで軽くほとんどを説明させて貰いました。

本当は描写とか四章後に追加として書く予定でしたが設定が飛んでおり、エピソード的な記憶しか残っておらず書くの断念していたのでこんな形になってしまい申し訳ありません。

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