表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
転生者村
168/174

110話 外出準備


朝、俺は目が覚め一階に向かうと


「あら、おはよう」


「おはよーお兄さん!」


二人が珍しく俺より早く起きて、一階で椅子に座りながら待っていた、机の上にコップ等置いてある辺り、大分前に起きていたんだな、椅子の側には俺が二人の為に魔法で出しておいたマジックバックが置いてあり、二人はいつもより綺麗な服を着ていた

あぁ、多分外出するのが楽しみで、早起きしたんだな


「あぁ、おはよう。朝食を食べたら向かうか」


俺は朝食にトーストと目玉焼きとサラダと食器を魔法で机の上に人数分出し、自分の分だけ珈琲とコップも出すと自分も席に付く


「「「いただきます」」」


俺達は朝食を食べる

そして全員が朝食を食べ終えた後、珈琲を飲みながら、俺は二人に今日の事を説明する


「あぁ、そうだ、俺は少し家でやることがあるから、罪花達が家を出たしばらく後に転移で合流するが、大丈夫か?」


と紅茶を飲もうとして居る罪花と朝食を食べ終えて、楽しそうに珈琲を飲む俺を眺めている叶の方を見ながら言う

正直異世界に来てから彼女達だけで外出させる事は無かったが、大丈夫だろうか?


「……えぇ、私達は大丈夫よ……そこまで子供じゃないし、前の世界でも普通に外出くらいしてたし」


「うん!罪花ちゃんと一緒なら少しだけなら大丈夫!」


罪花は少し考えながら、叶は笑顔で答える

……まぁ、大丈夫そうだな


「そうか、多分変身した姿で声かけるから、目の赤い黒髪の男に声かけられたら、それが俺だから、最初見分けつかないかもだけど……まぁ、叶なら分かるか」


「うん!お兄さんなら姿が変わってもわかるよ!」


俺は変身して声をかける事も伝えておく、こういう細かい事をしっかり伝えておかないと合流した時に問題が起きるんだよな


「……何で変身するの?」


罪花は少し嫌そうな顔をしながら疑問に思ったのか質問してくる……

何で嫌な顔をしたのかは分からないが


「あー、俺は正体バレたく無いのと、あの村行く時はそっちの方が便利だからかな……うっかり、別の姿で村に居た頃の話題とか話してしまうと疑われちゃうし」


夜に少し考えてたが、俺がそのままの顔で行ったりすると鑑定系の魔眼でバレるが、他にも接点あるし話題とかで思わずポロリしたらそこから怪しまれるよなと考えた結果、前に転生者達と交流に使ったエアの姿で行く事にした


「そう……なるほどね、分かったわ、変身は私達の前では絶対しないでね」


罪花はこの質問に納得したのかそう言うと紅茶を飲み始める

……もしかして、変身する時の姿見せてるからまたあの姿を見るのが嫌で言ったのか?

そう言えばここ最近ずっとジンの格好のままだったな……


「お兄さん、そう言えばお兄さんって転生者の村で何してたの?」


罪花の質問が終わると今度は叶から質問が飛んでくる

あぁ、そうか叶は転生者の村から帰ってきた時に出会ったから何してたか知らないのか


「まぁ、ちょっとスキルの使い方や色々教えたくらいかな……」


「へー……そうなんだ、他には?」


叶はそこには興味がないような反応をした後に、他に何かあったのか聞いてくる

そう言えば、叶にもだが、罪花にもあんまり転生者村での生活について説明してなかった、今説明すると長くなるしなぁ……

まぁ、転生者の村の道中の暇潰しに話すのでいいか


「……うーん、今説明すると長くなるし、まぁ、何してたかは行きながら話すよ」


「えー……まぁいいや、お話後で聞かせてね!」


叶は少し不満そうな顔をした後、話してくれる事には納得したのかいつもの笑顔になり了承する


「そろそろ、俺も珈琲飲み終わったら、皿洗ったり、少し店を出る準備するから食べ終わったら、先に出ててくれ」


俺がそう言うと


「えぇ、分かったわ、食器とか洗い場に持っていっておくわね」


「分かった!罪花ちゃん!手伝うよ!」


二人は席を立ち、使い終わった食器を持って洗い場の方へ行く

……これで大体の事は説明したし、大丈夫だよな?

俺は珈琲を飲んだ後、少しした後、皿を洗って居ると


「それじゃあ、行くわね」


「お兄さん!待ってるからね!」


二人が店の扉の前から声をかけてくる


「あぁ、後でな」


そう言うと二人は二人はドアを開け外に出ていく

皿を洗い終わった後、俺は部屋に戻ると昨日閉まったジンの姿をした人形を出し、エアに変身したり服を着替えたりした


(……よし、大丈夫だな、サクヤ)


『はい、今、合流に丁度良さそうな路地裏がありますので、それでは転移しますね』


(あぁ)


「転移」


俺がそう詠唱すると視界が切り替わり、知らない路地裏に出る


『ここから出てすぐに二人が見えますので、そこで合流してください。』


(あぁ、分かった)


サクヤに言われ俺は路地裏から出ると

丁度、罪花と罪花の腕にしがみつきながら挙動不審にきょろきょろしながら歩いている叶が目に入った

データが消えてからモチベ下がっててずっと書いてなかったですがまた書き始めました

名前 関係性 値段 ステータス関連のデータがかなりあやふやですが暖かい目で見て貰えると嬉しいです。

またミスがあった場合、指摘して貰えると嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ