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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
転生者村
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108話 転生者村への準備

新作を書こうと考えていましたが

この作品が完結していないので久しぶりに消えた設定や流れなどを思い出しながら書かせて貰いました。


「あーこれから転生者達の村に行くんだが、二人ともどうする?」


俺はスキルを貰って嬉しそうにしている二人にそう声をかける。

二人ともダウンする事も無くなったし、ずっと店にいるのも気が滅入るだろうし、どうせなら気分転換にと二人を誘う


「転生者の村?なにそれ?」


叶は少し首を傾げる

あぁ、そういえば叶と出会ったのは転生者村の帰りで、それで忘れていたが、転生者村について話してなかったな……


「……そう言えばそんなのあったわね、帰ってきた時に軽くしか聞いてなかったけど、どんな村なの?」


罪花の方は少しだけ話したりしたが、やはり興味があるらしく、話を聞こうとしている


「まぁ、少し前に軽く見に行ったんだけど電気とか通ってるし、かなり文明は進んでるよ」


「……電気が通ってるの?」


「へぇ~凄い!!」


「あぁ、あの村は転生者が200人くらい居て、何と言うか、全員神からスキルを一つ貰ってる」


「にひゃ……200……!?200人以上が転生してるの……?沢山来てるとは聞いてたけど……そんなに……」


「そんなに沢山居るの!?」


と軽く説明しただけでも二人はかなり驚いていた

まぁ、一気にそんなに来たら驚くよな……


「まぁ、ほとんど日本の人達だから、話しとか色々通じるけど……あー……二人は見た目的に日本人だとバレるな」


俺は話している内に一つの問題点に気づく、そう言えば、この二人を連れていくと確実に見た目的に転生者だとバレるよな……


「まぁ、そうね」


「うん」


『はい、確実にバレますね』


とサクヤからも確実にバレるというお墨付きを頂いてしまった

二人は少しだけしゅんとしている、まぁ久しぶりの外出だと思ってたからなぁ

……うーん、あれ?


(でも、二人が転生者だとバレて問題あるか?)


『……特にありませんね、バレた所で、この世界の住民からは村と勇者のお陰で勇者とは別の転生者だと認識される程度で、転生者達からは別の転生者だと言う認識をされるだけで……罪花さんよりは性能が低かったですが鑑定系の魔眼の子も居ましたし、堕天使は居ませんが職業だけは魔王の子も居ますので、スキルが沢山ある白夜様以外はバレても問題無いかと』


「あー、まぁ、転生者とバレても大丈夫だそうだ、あの村には堕天使は居ないが魔王もいるし」


そう言うと二人は顔を輝かせ


「でも、私は行ってみたいわね」


「私も!!」


と返事する

良かった、やはり二人も魔王と堕天使と言う事情で店に籠りきりだが、外に出たかったらしい


「じゃあ、今日はもうそろそろ夕方だし、明日行くか、準備しといてくれ」


「分かったわ、早速準備してくる」


「うん!私も!」


と二人は嬉しそうに二階の部屋へと向かう

俺も準備……しなくてもいいか、魔法で何とかなるし

さて、二人の事は解決したが

残るは店だな、サクヤは何とかすると言っていたが

俺達が外出するとなると確実に俺達には侯爵からの見張りが付くだろう、そして店にも見張りが付く、俺達が居ない時にジンさんが居ないと怪しまれるが

前に使った分身スキルは、実際少し操作するのにコツが居る……目で見ている範囲なら動かせるがそれ以外だとかなり大雑把にしか動かせないんだ


(しかし店の方はどうにかするって言ってたが、サクヤ、どうする気だ?)


『心配ありません。……白夜様の為に用意してたサプライズを御披露目します。』


(ん?サプライズ?)


なんだ?サプライズって


『はい、見ててください!』


そうサクヤが言うと少し空間が歪んだ後、一つの人型の人形が出てきた、そしてその人形は俺の前で突然姿が変わっていく


……うっ、おえっ、気持ち悪

その人形は骨やこぶを作ったり出したり、内蔵がたまに見えたりしながら、なにもしていないのに動いている

そして頭と思わしき部分からは髪の毛が生えてきたり、色々な人間の部位が生えて来て、動きが止まると


俺のこの店で変装している ジン の姿になったのだった





お金や日付関連の情報等かなり細かい部分のデータが消えてたり

呼び方や繋がり等の設定も覚えている程度にしか無いですが、書かせて貰います。

何かあったら指摘お願いします。

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