103話 打ち合わせ
投稿しました、後書きに少し雑談が書かれてます。
~3日前 暗狩 白夜~
「朝食の途中だが少しいいか?」
俺は朝食を食べた後の紅茶を飲み、二人に話を切り出した
「はい?何ですか?」
叶はスープを飲む手を止め俺の方を見る
「どうかしたの?また何かするの?」
罪花がトーストを食べながら聞いてくる。
「ちょっとな……前に来たお客様関連で厄介な事になりそうでな」
そう言うと罪花は反応し
「私が何かしたのかしら?接客とかで何か駄目なところが……」
と考え始めた
「まぁ、それとは違うが、その客関連だ……接客は初めてだったがいいと思うぞ、あとは経験積んで頑張れ」
と俺は罪花のフォローをした
「まぁ、その客が侯爵……まぁ、偉い人の知り合いなんだが早くて三日後、俺達を調査しに来る」
俺が侯爵と言うと叶が?と言う仕草をしたので簡単に説明すると納得したかのような顔になった
「だから俺はその人に秘密を知られない様に俺は……分身する」
そう言うと二人とも何いってるんだろうこいつって顔をした
「お兄さんが二人に……?」
「えっと……どうやって?」
俺も最初サクヤにこの提案をされた時に驚いた
だが、これ以外のやり方だと被害や後からまた調査される可能性があると言われ、この作戦に決定
「俺が分身と言うスキルを覚えて分身する……まぁ他のスキルも必要だが、何とかする。」
前にジャックの時に見たが、この世界では魔力を使えば分身も可能らしい……
だが、ジャックとは違う分身らしく、声が出せない動かすのには魔力を精密に操作する魔法らしく
そこはサクヤが魔法を覚えどうにかするらしい
「異世界ってそんなスキルもあるのね……」
「へー、何か凄そうですね」
「あぁ……まぁ、だから暫く俺はスキルの練習、罪花と……今回は叶も接客の練習だ、あの客には見つからなかったが、多分その客は、そう言うのを探すのに長けた人を護衛付けてくるだから、見つかってボロを出したら大変だからな」
「私も?……まぁ、お兄さんの言うことなら分かった!」
「他にも色々あるが、とりあえず納得してくれて良かった」
二人が納得したのを確認して、俺は安心した
俺は細かいことを話し終え、サクヤに教えて貰いながら、スキルの練習に移る
ここまでサクヤが居てくれて助かった……
『ここまで予想通りに動いてますね……思考も大まかに予定通り……ここを乗りきったら次は……』
一応動きは大方決まっていますが流れを文字にするのが難しく難航しています。
転生者村は現在
生徒会組 土木組 生産組 魔法組 勇者組 商業組 などを主に様々な派閥が出来ています。
邪神教の動きは後程書く予定ですが、いつか必ず関わりを持ちます。
正義の魔王、邪神、勇者(本物)に関しても関わりは必ず出来ます。
サクヤ視点も書きたいですが…サクヤの脳内は…など色々考えています。
遅筆ですが今後ともたまに思い出して読んでもらえると嬉しいです。