97話 接客失敗?
休日が2日潰れて遅れてしまい申し訳ありませんでした。
「えっ、もう鑑定が出来たの!?」
とヘルリアは驚いていた
「えぇ、終わったわ……終わりましたよ」
と罪花はぎこちない話し方でヘルリアに話しかける
「えっと……本当に出来たのかしら?」
とヘルリアは罪花に念入りに確認してくる
「えぇ、本当……です。」
「……一応、鑑定結果だけ聞かせて貰いたいわ」
「分かりました、では、またあちらの方で」
「分かったわ」
罪花はヘルリアと一緒に先ほど話していた机に戻っていった……
罪花の接客はぎこちないが……まぁ、14歳だし……及第点としとくか……
そんな事を考えていると
罪花と話していたヘルリアは席を立ち
「き、今日はもう帰ります。鑑定ありがとうございました。」
と言い慌てて帰って行った……何があったのだろうか……?
そんな事を思っていると店の端の方で座って様子を見ていた叶が罪花に話しかけた
「何か慌てて帰って行ったね?何かあったの?」
と聞いていた
「私はただ鑑定結果を話しただけだけど……」
「どんな風に話したの?」
と叶は興味津々な様子で罪花に問いかける
俺も少し気になるな……あんなに慌てるなんて……何か接客で変な事でもしたのだろうか?
「えぇと……それは……」
次は罪花ちゃん視点、その次はハルバート侯爵視点を考えています。