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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
鑑定屋「夜空」
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96話 鑑定依頼


村雨に情報を売ってから数日経った日、今日もお客は来ないだろうと思いながら部屋で罪花や叶と話していると


『白夜様、またヘルリアさんが来ます。急いで変身を』


(またか……今回は何の用事だ?)


『今回も調査の様です。ですが、今回は鑑定する品も何個か持ってこられて居ます。』


(そうか、なら準備しないとな)


俺はサクヤとの話をやめ


「二人共、もう少しでお客様が来る、準備するぞ、今回は鑑定する品も持ってるみたいだ」


と二人に言うと


「分かった!私は目立たない場所で見てるね!」


「鑑定する品……ついに私の出番ね」


と二人共返事をする。

俺はその様子を見てから変身し、前のおじさんの格好になる


暫くすると店の扉が開かれた

サクヤの言う通り町娘に変装したヘルリアさんだった、鑑定する品を持っていると言っていたが……少し大きめの鞄しか持っていない……あぁ、あの鞄はマジックポーチか

そんな事を考えていると


「いらっしゃいませ。鑑定屋夜空へ ようこそ、お客様」


と罪花は挨拶をする


「いらっしゃいませ」


と俺は少し遅れて挨拶をする。

彼女は軽く会釈すると

俺に向かってヘルリアさんは


「あの、前に道を聞きに来た事があるのですが、今日は鑑定して貰いたい物があって来店しのだけど……」


と話しかけてきた

あぁ、彼女は俺を鑑定する人だと思っているのか?


「はい、覚えていますよ。又のご来店ありがとうございます。鑑定でございますね、鑑定でしたら、そちらのツミカ様がお受けします。」


と罪花の方に指を示した

するとヘルリアさんは少し驚いていた


「私は鑑定スキルを持っておりません。ここはツミカ様のお店でございます。」


「え、えぇ、そうよ、ここは私のお店なの……」


と俺と罪花が言うと


「そうなのね、ごめんなさい、私はてっきり……じゃあ、ツミカちゃん?に頼むわね」


と言いヘルリアさんは罪花の方へ行った

やはり勘違いしてたか……誤解が溶けて良かった……

そう思いながら机を挟んで向かい合いながら話している罪花とヘルリアさんのやり取りをバーカウンターから伺っていると

ヘルリアさんは鞄から二枚の絵と高そうな壺を一個、綺麗に輝く布を一枚を取り出して罪花に鑑定を頼んでいた

それを罪花は了承するとヘルリアは罪花に会釈をし

ヘルリアは椅子から立ち上がり俺の方へ来たそして、


「鑑定は時間がかかるし気を使うでしょ……だからここで少しだけ話したくて……」


あぁ、調査の為に情報を聞きたいんだな……まぁ、そう言うの対策はサクヤと話したから大丈夫か……と思いながら


「構いませんよ」


「ありがとう」


俺はそう言うとヘルリアはお礼を言い

バーカウンターにある椅子に座ろうとしたが……


「終わったわ」


と罪花の声が聞こえた



最近、この世界のスキルとかの能力や弱点、注意点をまとめた物を書きたい……異世界で使うにはどんな弱点があるかとか色々書きたいって意欲を抑えてます。

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