勇者の書1 覚醒
彼は夜中、誰も居ない場所で一人、剣を振るっていた
この剣は罪から逃げた自分の心を隠す為の剣
本当にあれで良かったのだろうか
あの時、あんな事を考えて居たが、本当は自分も裁かれていれば良かったのではないか
彼はそんな事を思い剣を振るう
その時、声が聞こえる
《汝は選ばれた》
「っ!?」
《目覚めよ 贖罪の勇者よ》
突然の言葉に彼は驚いていると
ピコーン
自己犠牲 罪悪の魂 聖剣覚醒〈スクイ〉 勇者覚醒 勇者魔法 聖魔法 身体強化 空歩 限界突破 根性 自己回復 剣術の極意 魔法の極意 勇者の宿命スキルを取得しました。
ピコーン
聖剣スクイの召喚権を取得しました。
とスキルを取得する時に聞こえる音声が一気に聞こえてきた
彼は慌ててステータス欄のスキルの部分を開いた
─────────
スキル
「剣術 中級」
「礼儀作法」
「忍び歩き」
「隠れる」
「乗馬」
「空歩」
「自己犠牲」
「罪悪の魂」
「勇者覚醒」
「聖剣覚醒〈スクイ〉」
「身体強化」
魔法スキル
「無魔法」□
「火魔法」□
「水魔法」□
「勇者魔法」□
「聖魔法」□
体質スキル
「柔軟」
「限界突破」
「根性」
「自己回復」
「剣術の極意」
「魔法の極意」
「勇者の宿命」
──────────
「何だよ……こ……くっ」
彼は何か言おうとするが、激しい頭痛に襲われた
そして頭痛がおさまると何故か不思議とこのスキル達の使い方が分かった気がする。
余りに突然、色々な事が起き、彼はしばらく混乱していた
勇者は他に居るのに!?なぜ僕が!?
彼はそんな事を一人空しく呟いていた
そして暫くのして落ち着いたのか、彼は自分のスキル以外のステータスを確認する事にした
そして彼はステータスを開く
─────────
名前 サマリ
年齢 16
性別 男
状態 健康
種族 人間
職業 勇者
体力 92532
魔力 154012
スキル
「剣術 中級」
「礼儀作法」
「忍び歩き」
「隠れる」
「乗馬」
「空歩」
「自己犠牲」
「罪悪の魂」
「勇者覚醒」
「聖剣覚醒〈スクイ〉」
「身体強化」
魔法スキル
「無魔法」□
「火魔法」□
「水魔法」□
「勇者魔法」□
「聖魔法」□
体質スキル
「柔軟」
「限界突破」
「根性」
「自己回復」
「剣術の極意」
「魔法の極意」
「勇者の宿命」
称号
没落貴族
親殺し
贖罪の勇者
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やっと書けた……これは白夜君の視点から少し後のお話です。
サマリ君、彼は元から勇者になる予定でした
なので村雨君は村雨の書となっていました。
スキルの説明はまたいつか……