表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
鑑定屋「夜空」
148/174

95話 サクヤの思考

三連休、土日、祝日はバイト出ないと行けないのがとてもつらい。

バイト中にシナリオ展開考えていますが、無心になって忘れてしまう事が多いです。

バイト中にメモしたい


俺はその声に固まった

叶は少し匂いを嗅ぐ仕草をすると


「……あっ!お兄さんだ!」


と俺に抱きついてきた

あれ?俺変身といてないよな……


『どうやら、叶様は白夜様の魔力を……魔力の匂いを覚えている見たいです。』


とサクヤが説明してくれた……


(魔力の匂い?何だそれ)


『はい、魔力は匂い、色、感覚など色々で感じれる人が居るのですが、彼女はどうやらその様です。変身では体型を変えたりする事は可能ですが、魔力だけは変えれませんので……』


(つまり……また、俺が情報屋の正体だとバレたのか)


『そうですね』


とサクヤは冷静に言う……

俺はここでサクヤに少し違和感を覚えた……

俺が転移する時、サクヤはいつも周りを検索してくれている……そして、サクヤの予想外の事が起きた場合、申し訳無さそうにする……

だが今回は冷静に言った……

もしかして、サクヤはこの展開を予測していてあえて、転移したのか……?


(……サクヤ、もしかして、お前の知っていたのか)


俺はそうサクヤに聞いた


『……』


サクヤは黙っている

だが、しばらくして口を開いた


『……はい、これが、白夜様に最適だと思い、今回は伝えずに転移しました』


とサクヤは言う


『叶様とはこれから長い付き合いになります。ですが、彼女は依存症で寝ている時以外、白夜様にべったりです。ですので、これからの活動の支障になると思い、秘密を打ち明けざるおえない状況で転移させてもらいました……申し訳ありません。』


とサクヤはさらに説明してきた……

そうか……サクヤが最適だと思ってあえてやったのか……

俺はため息をつき


(事情は分かった、大丈夫だ、だけどこれからはなるべく他の奴にバレない様にしてくれ)


と俺はサクヤに言う


『はい……』


(よし、これで、この話はもう終わりだ)


俺はサクヤとの話を終わらせた

とりあえず、ずっと抱きついてくる叶を離して変身を解除して、事情を説明するか……


「叶」


「何?お兄さん?」


「元に戻りたいから、少し離してくれ」


「うん!分かった!」


と言い叶は離れる

俺は変身を解除する


「おぉ~」


と叶は何故か面白い物をみたかの様な声を出した

そして、変身を解くと


「凄い凄い!これもスキルですか?」


と叶ははしゃいでいた


「あぁ……まぁ、俺は色々なスキルを持っていてな……」


「凄いですね!それで何をしていたのですか?」


と叶はぐいぐいと聞いてくる……俺はこれまでの事を軽く説明していった


「なるほど!お兄さんの夢なら私!応援しますよ!この事は誰にも話しません!」


と叶は説明を聞いてからそう言ってくれた……叶がいい子で良かった


「ありがとう、それじゃ、そろそろ夕飯を食べに行くか」


「はい!」


その後は、夕飯を食べ、一緒に入ろうとする叶を退け一人でお風呂に入り、眠りについた

そうして、俺達の一日は今日も終わっていった。


『白夜様に怒られてしまった……本当に申し訳ありません……今度から絶対にバレないようにしないと……後、あれの練習もしっかりして……汚名返上しないと……』


白夜の寝室では今日もコツコツと音が鳴る

サクヤちゃんに関して少し掘り下げた回です。


色々な場所でも色々動いてますが……メインも進めないとね


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ