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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
第四の転生者“達”
142/174

魔王の書3 魔王降臨2

前の携帯が壊れたので一部設定資料が消えました。

これは異世界情報屋暮らしです。


「誰か助けてー!」


ある薄暗い路地裏で三人の男に囲まれた一人の少女が叫んでいる


「げへへ…助けを呼んでも誰も来ないぜ」


「兄貴ぃ、こいつ売っ払ってさっさと酒を飲みにいきやしょうぜ!」


「兄貴、その前に俺は少し楽しんでもいいですか?」


「そうだな!今日は祝杯だ!」


男達がそう下世話な話をしている

すると


「ふはははははは!」


と男たちの後ろから笑い声が聞こえてきた


「誰だ!?」


兄貴と呼ばれていた男が振り替えると……真っ赤なヒーロースーツとヘルメットを被った男が立っていた


「お前は誰なんだ!?」


「何か変な奴ですぜ、兄貴」


そう男達が少し困惑していると


と音楽が突然流れ始め

そのヒーロースーツの男は腕を胸の前でクロスさせながら


「助けを呼ぶ声があれば!」


その腕をガッツポーズにし


「私はどこでも駆けつける!……ハッピーマン!参上!」


といいながら右拳を上へ突き上げた その途端、後ろから爆発音が聞こえた

ポカーンと見ていた娘や男達はその音でハッとした


「な、何だ!?」


「こいつ!何なんだ!」


「あ、兄貴ぃ、こんな、変な奴、やっちゃいましょうぜ!」


「そ、そうだな……」


と男達はナイフを抜き、ヒーロースーツの男に切りかかった


「甘いな!」


ヒーロースーツの男は三人の男の攻撃を軽々避け続けた、それが数分続く……そして男達は疲れはてたのか動きを止めた


「はぁ……はぁ……何なんだよ……こいつ!?」


兄貴と呼ばれていた男がそう言うと


「ふふふ……私はハッピーマン!人々の幸せと平和を守る……ヒーローだ!」


そう言うとヒーロースーツの男はクタクタになっている三人の男達にそっと近づき……でこぴんをした


「なっ!?」


「がっ!?」


「ぐふぅ!?」


でこぴんされた男達は次々と倒れていった……


「悪は去った!ハッピーエンド!」


と言いながらヒーロースーツの男は右腕をあげ、ピースサインをしていた

一部始終を見ていた少女はその光景を不思議そうに見ていた


「むっ!?また助けを呼ぶ声が聞こえる……私はまた行かねばならぬな!では!去らばだ!!」


そう言うとヒーロースーツの男は消えていった


この事件以来、魔族の国では悪さをすると変な男が現れる

と言う噂が流れ始めた

これで、現在の転生者魔王は出揃いました

今後は地球からの転生者がほぼ増えないと思います。


ハッピーマンのヒーローポーズ考えててそのポーズをしている所を家族に見られてとても恥ずかしかったです。

シンプルなポーズにしました。

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