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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
第四の転生者“達”
140/174

魔王の書2 魔王降臨


「ちょっと待ってください。」


その時、一人の手を挙げる、私がそちらを見ると一人の少年……私達の派閥の一人……トマ司祭が手を挙げる


「……何ケロか?」


「あの邪神の使いだよ?そんなの仲間に出来るの?」


とトマ司祭は言う


「……あの邪神の使いケロ、きっと使いは邪神の部下の悪魔の誰かと私は予想するケロ……悪魔は獰猛で伝説では邪神に倒され力で支配されてるケロ……悪魔は私達の様に邪神に不服を持ってると思うケロ……だからこそ、仲間に出来ると思うケロ」


そうウシガ枢機卿は言うとトマ司祭は


「なるほど」


と納得したかの様に頷いていた

他に意見する人は居ないらしい……


「そろそろ私は教皇様などの所に行かなかればならないケロ……次の話し合いは使いが来てから数日後にするケロ」


そう言い、ウシガ枢機卿は転移魔法を唱え出ていった……私達も解散しそれぞれ大聖堂に向かった

そして私も大聖堂に付くと、そこでは信者の皆が邪神の使いを待っていたり、世話しなくゾロゾロと大聖堂に入ってくる

皆静かに邪神像に祈りながら、邪神の使いが来るその時を待っていた

沢山の信者が居る中、ウシガ枢機卿や教皇様など位の高い人達は邪神像の近くで待っていた。


しばらく自分も周りと同じく祈りながら待っていると、その時は来た

信者達が見ている中、突然、邪神像の前に黒い光の柱が二本現れた

周りの信者達は各々のざわついたり、涙を流したり、必死に祈ったり様々な反応をしていた

そしてその光が消えると、そこには二人の男性が立って居た。

どこからどう見ても人間だが、あれが枢機卿の言っていた悪魔なのか……?


「あっ?んだよここは?……チッ……あの牛女……」


「ひっ……ひ、人が多い……」


その二人が何かを話していると……


「ようこそ、邪神様の使い様、私はこの邪神教の教皇をしてい……」


「うわっ!何だよこのバケモン!」


突然、邪神の使いに話しかけた教皇様に驚いたのか、邪神の使いの一人が近づいてきた教皇様を蹴り上げた


「るぅ!?」


教皇様は数m真上に飛ぶと床に落ちた……よく見るとピクピクと少し動いていてから動かなくなった……気絶した様だ……


「ちょっと!的場さん!何か話してる人を蹴ったら駄目ですよ!」


「あっ?あんなバケモン急に出てきたらそら蹴るだろ」


と使いの二人が何か話している……その姿を見て我々や、ウシガ枢機卿、信者達は唖然としていた……

だがハッとして、慌てて皆、教皇の処置をする為の準備などを準備をし始めた

我々もハッとして、そしてその光景を見ていて私は確信した

この人なら仲間になってくれると

教皇様は角の生えた魔族で……顔が怖い事で有名な人です。

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