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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
第四の転生者“達”
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86話 水無月 叶


「えっ……?」


俺の口から間抜けな声が出た

何なんだ……さっきから訳の分からない事が置きすぎて混乱している……少し前の記憶が曖昧だ……


「凄い!あの子が言ってた通り!不老不死だ!」


とそんな事を言い少女はキラキラした目ではしゃぎ出した……


「ねぇ!お兄さん!」


少女の持っていたハサミが消え、少女に腕を掴まれた……少女なのに凄い力だ……


「私とずっと一緒に居てくれない?」


とニコニコと少女は言う……

何だこの子……目が怖い……目が輝いているのに……闇を感じる目だ……

と言うかいきなり現れて何なんだ……あのハサミは……

俺は落ち着き始めた思考で考えをまとめ始めた


『……彼女は転生者です。彼女は魔王です。』


(魔王だと……サクヤ……この転生者を見逃すとまずいか……?)


『……まずいですね』


(……とりあえず保護す……!?)


「お兄さん……?」


やばい、サクヤと話してたら腕の力が強くなってきた

……何か答えないと……


「と、とりあえず、いきなり過ぎて分からない、君は誰なんだ」


俺はとりあえず、場を保とうと彼女に質問した


「私?私は水無月みなづき きょうっていうの!!死んじゃったらしいけど転生してきたの!」


水無月は平然と言う……凄い明るいな……


「そ、そうか……」


「うんうん!そうなの!」


と水無月は初対面なのに妙に人懐っこく話しかけてくる……

そう言えば何故か魅力スキルってのを手に入れてたが……そのせいか……?

とりあえずこの路地裏じゃいつ人が来るか分からないな……宿屋に戻るか……


「わかった……とりあえず、話を聞きたいから場所を移さないか……?」


「うん!分かった!」


と水無月は素直に笑顔で返事をする……そして俺の腕にしがみついてきた……

相変わらず力が強くどうする事も出来ない……


『……』


俺は仕方なく宿屋に戻った


「いらっしゃ……白夜、なんだその子?」


俺が宿屋に入ると店のカウンターにいるルーカスが腕に組み付いてる水無月を見て訝しげな目線をする……


「お前、そう言う趣味なのか……?」


「いや、違うぞ!」


「そうか……その何だ……うん……」


とルーカスは俺から目をそらし、厨房の方に歩いて行った……

少女趣味と誤解されたが、魔王を放置したらヤバイからな……仕方ない……

俺は色々言いたいのを堪えて水無月と共に自室に入った



邪神視点、神視点、サマリと書きたい視点が一杯……

第四の転生者村もこれから色々起きていくし……書きたいところが沢山です……

そして主人公は相変わらず影が薄い不幸な人に……

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