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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
情報屋の始まり。
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10話 魔法について マリド観光

突然便利な能力手に入れたら人間って実感持たずにいつも通りにするか乱用するかの二択だよねby地球の神

俺はギルドから出た後


『ここから東に少し歩いた所にある路地裏でスキルを使いましょう』


(あぁ……魔法なぁ……)


『どうしたのです?』


(いや、よく考えたら俺、サクヤ以外まだ意識して魔法を使った事無いんだよな……サクヤもほぼ自動だし……)


『安心して下さい。魔法の扱い方や説明はしっかり宿屋で説明しました、後はやって見るまでです。不安でしたら使い方と私の説明を思い出して復唱してみて下さい。』


(言葉だけでは魔法は発動せず適切なスキル練度とイメージと知識と使うという意志をしっかり持って適切な量の魔力を操作する。それができない場合は詠唱によって補う……えっと……)



『また魔法に関しては才能や血筋によって使える魔法もある。その魔法の事を血筋魔法と才能魔法と言い魔法スキル、属性魔法とは別の体質スキルとして登録される。それ以外の魔法は基本知識を覚えしっかり練習をしたら覚えられるので全属性持ちなどはあまり珍しくないです。長かったですか?申し訳ありません。』


(いや、俺の記憶力が無かっただけだ、ありがとう、サクヤ)


『いえ、あっ、そこの右の所にある路地裏です。』


(わかった)


そう言い俺は薄暗い路地裏に入った


「誰も居ないよな……」


『はい、居ない所を探しましたので、では、魔法を使ってみましょう、道具創造魔法にはその創造する道具に関する知識が必要なのですが……そうですね……私が足りない部分を補う事が可能です。詠唱としては〈道具創造魔法 ○○〉ですね。魔力操作で詠唱無しも可能だと思いますが……初めてですので詠唱を使いどれだけ魔力が抜ける感覚で使用する時の適切な魔力量を確認してみましょう』


「あぁ……えっと……〈道具創造魔法 小さい革袋〉」


そう言いながら手を出すと……体の中から魔力が抜ける感覚が………しない。むしろ何も変わっていない、不発だったか……?と思っているとポンっと革袋が出てきた


『成功でございます。おめでとうございます。』


「えっと……魔力減った感覚がしなかったんだが…どうしてだ?」


『あぁ……魔力無限の人がこの世界で魔法を使うと言うのは初めてですから失念していました……恐らくですが白夜様のスキルは魔力が無限ですので…減らないのでしょう……なので適切な魔力量が分かりませんね……白夜様には詠唱は必須みたいですね……あっ、私はAIで適切な魔力量を自動で受け取り反応して居ましたからね?』


「そうか……無詠唱はできないか……」


そう話しながら革袋と少し大きめの腰カバンを創造した……

密かに異世界で憧れていた無詠唱の夢は断たれたらしい。


『き、気を取り直して、さっそく観光に向かいましょう!』


(あぁ……そうだな……)


『そうですね……まずオススメの場所は街の中心部にある。噴水広場です。あそこには屋台などがあり、朝食を取る場合などオススメでございます。ここから西に向かうとあります。広場からだと、街のどこにでも比較的楽に行けるので』


(ありがとう、サクヤ)


そうして

サクヤに案内されながら広場へと到着した

広場は活気があった、真ん中の噴水の近くでは水がかからないように屋根が付いた屋台がありに屋台の周りにはベンチが置かれて、そこには数組のカップルや親子などが座っていた。

俺は匂いに誘われウサギ肉の串焼き(3リア)を売っている屋台に立ち寄り、そこで串焼きを一本買って空いているベンチに座り、串焼きに齧り付いた、塩味が中々いい感じで美味しい。

そうして串焼きを食べ終わり少しボーッとしながら休んでいると


『白夜様、いい場所ですね』


(あぁ……そうだな……ゆっくりするのには最適だ)


『ですがずっとボーッとしてたら観光はできませんよ、白夜様が好きそうな露天市場やお店などピックアップしております。ですので一緒に向かいましょう』


(あぁ……もう少し休んでから行くよ……)


『はい……かしこまりました。』


俺は十分ほどぼーっとしてからベンチから立ち、サクヤに案内されながら広場近くの露天市場に向かった。


しばらくはほのぼのデート()です。


作者が適当にメモ帳に書いています。

それで矛盾点など出てきたりしたら作者なりに何度か修正をしています。

会話が多いのは会話以外書くのが苦手なのです…努力します。

それと携帯で使える地図作成アプリがあれば教えて貰えるとありがたいです…

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