絵本 偉大な王
ある所に強く、賢く、優しい王様が居ました
王様は民の幸せの為にいつもいつも働いていました
そんな王様の働きかその国はとても豊かで幸せな国になりました
民や家臣達は王様をとても尊敬していました、一人を除いて
その一人は意地悪な大臣でした
意地悪な大臣は
「私ならもっとうまく国を幸せにできる。そうだ、王様を毒で殺してしまおう!」
と考えていました
大臣は王様の料理にこっそりと毒を入れました。
優しい王様は料理に毒が入ってると知らずに料理を食べて倒れてしまいました
王様はそのまま毒で死んでしまい、王国の民や家臣はとてもとても悲しみました
その後、大臣が王様になり国は変わってしまいました
民や家臣は不幸になり不幸の国になってしまいました
そんなある日、王様になった大臣が食事をしていると
大臣が苦しみ始めたではないか
そう、大臣の料理には何と王様に使ったのと一緒の毒が入っていたのです。
王様の料理に毒を入れた日、一人の料理人が大臣が料理に何かしているのをこっそり見ていたのです。
その料理人は
「王様が倒れたのは大臣のせいだ!」
と考え大臣の料理に同じ毒を混ぜたのです!
大臣はもがき苦しんだ後、死んでしまいました。
その料理人は死んだ大臣を見て
「何か悪い事をしたら必ず返ってくるんだぞ、王様、仇は取りました」
と言いました、王様は死んでも偉大で尊敬されていたのです。
こうして、意地悪な大臣は正義の料理人によって倒されたのでした。
終わり