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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
情報屋の始まり。
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8話 サクヤ

この世界の事を聞いてから

同じ様な日を繰り返し依頼開始から10日目

宿屋ネルゲでの仕事も慣れてきた、客足も落ち着いてきた、そんな日の夕食の時ネルゲさんが俺に話しかけてきた。


「おうビャクヤ、今日で一応最低日数は達成したから一応依頼達成なんだが……ビャクヤが良いって言うならもうちょっとだけここに居てくれねぇか?」


「そうですね……私も泊まる場所が無くて困っているので有り難い話なのですが……観光もしたいのですよね……」


「だったら昼の時間は比較的人が少ないから、観光の為に休んでいい、それだと一日15リアになるが……どうだ、働かないか?」


『泊まる場所を確保できますし、受けるのをオススメします。白夜様』


(そうだな、俺にも願ったりだ)


「分かりました、まだここで働きます。」


「おう、助かる。観光するなら金が必要だろう、報酬を明日冒険者ギルドで受け取ってこい 報酬受け取ったらそのまま出掛けてもいいぞ、明日、ビャクヤは休日でいい」


「分かりました。ありがとうございます。」


ここで働いてる間ずっと宿屋の部屋に籠もって、サクヤに世界に関して、スキルの使い方、偽名や合言葉など、どうするかを話していて宿屋から出てなかった、久しぶりの外だ。


俺はネルゲさんとの話と接客を終わらせて部屋に戻りベッドに寝転んだ


『お疲れ様です。白夜様』


「あぁ、ありがとうサクヤ、今日はもう寝るが……明日、冒険者ギルドに行った後に行く場所のオススメを検索しといてくれないか……?」


『分かりました。眠そうですので結果は明日に言います。おやすみなさい、白夜様』


「あぁ、ありがとう……おやすみ……サクヤ」


そう挨拶をすると白夜は眠りについた


『そうですね……どのルートにしましょうか……デート見たいなルートなどでも良いのでしょうか……楽しみですね……』


白夜が眠り、そうサクヤが考えていると突然


ピコーン

「全情報検索魔法」の好感度の一定以上の上昇によりサクヤに進化されました。


と言う声がサクヤに聞こえてきた


『進化……ですか……』


とサクヤは自分の情報を検索した


─────────


名前 サクヤ

年齢 

性別 女

状態 健康

種族 全情報検索魔法

職業 全情報検索魔法

体力 暗狩白夜と連動

魔力 暗狩白夜と連動


スキル

検索

体質スキル

全情報検索機能

自動検索機能

通知音機能

未来予測

情報処理機能

サイレント機能


称号

情報神


─────────


『うふふ……そうですか……私がAIだった頃の感情の昂ぶりで私は一つの個体になりましたか……これは想定外です……そうですか…好感度……好感度……うふふ……そうですか、AIが恋をする訳ないと思ってましたが……“サクヤ”なら可能ですね……そうですね……うふふ……明日白夜様に何と言いましょう……』


と少しテンションを高めながらサクヤは明日の事を考えていた




サクヤはAIとして

間違った知識は許したくなく。

自分が言ったほうが確実だと思い他の人が情報を言った場合、嫉妬の様に話しかけていた


サクヤはAIとして

褒められると嬉しいと言う事をを学んだ

褒められたい役に立ちたいと言う感情を学んだ


サクヤはAIとして

白夜に興味を持った

そしてこの人の事を好きだと学んだ 優しく褒めてくれ 私の事を頼ってくれる サクヤは恋愛感情を学んだ その時好感度が跳ね上がり進化した。


おめでとう 全情報検索魔法 は サクヤ(ヒロイン) に進化した


次の話は進化についてと冒険者ギルドを書く予定です。

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