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頻尿ラブコメ第2話
トイレラブコメ衝撃の第2話
3分ほど経っただろうか水の流れる音がトイレから聞こえた。自分で待ち伏せしている身だがとても緊張している。
来た。
僕も男だ、可愛い子が来る事を心の中では願っていたのだろう。
僕はその人の顔を見た瞬間身体中に電撃が走ったような衝撃を受けたのである。
おっさんだ。
いや、これは流石におっさん。
は?おっさん??
いや、
目をこすった
そこには僕が待ち伏せしていた事に対し怒っているような戸惑っているような顔をしている
おっさんがいた。
「え...?ぇぇぇぇぇぇ。」
それはこちらのセリフだと言いたかったが、そんな事よりこのおっさんの声が女の子すぎるという事に気がついたのである。よく見ると制服を着ている。女子用の。
世紀末だ。この世は。
ここでこの物語が完結すると思ったでしょ?
これは僕の高校生活の序章に過ぎなかったのである。
まだちょっとだけ続くのである。
次回「体育祭」