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現世に物理的に転生やってみた  作者: 夢名七志
第一段階
4/7

高校に編入してみた

4月になり高校転入初日。

高級車に乗り、学校近くの駐車場に車を止めて徒歩で学校に行く。


高校は、そこそこでかい学校で生徒数も多い有名校だ。そこの普通学科に通う事になっているのだが、校舎が多すぎてどこに行けば良いのかわからなくなる。

近くの生徒が俺に声をかけてくる。

こういう時は可愛く優しい女が声をかけてくれると決まっていると期待していると


厳つく優しそうでない男子生徒が数人。

見るからに不良といった出立ちで

お前見かけない顔だな。ちょっとこっち来いや。

と早速不穏な感じで声をかけてくる。


どうやら高級車を駐車場に停めている所を見られ金になりそうだと付けてきた様だ。


不良から今日編入して来たのでこれから学部長に会うと告げると職員室迄案内してくれた。

不良は俺と友達になりたいと言う。

以外といい奴らなのかと思った。


職員室に入り学部長と担任に会う。

学部長は偉そうな感じの定年間近の男。

担任は中年の厳しい感じでヒステリックな感じの女性だ。

正直、あまり好きなタイプではないな。


担任と編入先のクラスに入り、自己紹介を済ませる。

帰国子女という事でクラスのみんなの好感は高い。

クラスにはさっき職員室に案内してくれた不良がいた。

確か大滝とかいう奴だ。後の不良はクラスの中にはいなかった。

クラスの女子は俺好みの女は2~3人いたが、アジア人は全体的に童顔でみんな同じような顔をしているという印象を持った。


休み時間になり大滝が俺に話かけてくる。

どうやら学校案内をしてくれるらしい。

俺は心の中でどうせなら可愛い女の子にしてもらいたいと思ったが難しい様だ。仕方なく大滝について行く。

そして、校舎裏につくとそこには不良グループがタバコを吸いながらたむろしていた。

大滝達は俺をカモる考えだと察する。

いきなりハイスペックな俺が転入してきたのが面白くないのもあるのだろう。

不良の数は8人。抵抗すれば勝てるかもしれないが自分の手を汚す事が嫌だったので他の方法を考える。


とりあえず不良達に3万円程の金を渡し穏便に済まそうとするが、

今すぐ焼きそばパンを買ってこい一分以内だ!と言われる。

俺は携帯電話を取るとある人物に電話した。

電話先の人物は電話に出るよりも早く、校舎の影から現れた。

実は緊急用に前もって信用できる人物を学校に潜伏させておいたのである。


その人物は同じクラスメイトの女子生徒で焼きそばパンを持っていた。


こんな事も有ろうかと焼きそばパンを買っておきました。と手渡してくれた。


不良が焼きそばパンを買ってこいと言ってから5秒以内のでき事だった。


俺は唖然とする不良達に焼きそばパンを渡しその場を去った。






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