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  作者: カナリア
一ノ章
2/20

「予感」

※ここには前話で登場した人物・単語の説明を入れていきます。


れい→全く接触もしたことのない人物の夢を見る体質(能力?)がある。

シナリオライターで、推理好き、言動はクールだが、少々臆病。

「・・・ますか?」

「起きてますか?」

「えぇ、今起きたわよ。」

「あ、起こしてしまいましたか、ごめんなさい...」

「いえ、全然いいのよ。」

玲を起こした声の主はのぞみ。彼女は、玲が幼い頃に親戚の縁があって、玲の家に迎えられた。幼い頃から育てているから、今となっては玲の妹の様な存在だ。

「そうだ、あけましておめでとう、望。」

「あ、あけましておめでとうございます!昨日は帰ってきて直ぐに寝てしまったので、年明けも一緒に祝えませんでしたね。」

「えぇ。全く、急用を入れる時期も考えてほしいものだわ。」

玲の口からまた愚痴が溢れる。

「まぁ、愚痴はこれぐらいにして、朝食出来てますよ。」

「ありがとう。」

玲はリビングに向かった。


***


玲たちの住む家は、二人で住むには少し広いので、いつも静かでどこか寂しい。玲はいつも通りテレビを点ける。

「ただ今、日上山の五合目広場に来ています!」リポーターが言う。

日上山ひのぼりやま━━━そこは玲たちの住む町の近くにある山だ。その名の通り、日が昇る所を綺麗に見られる山だ。そのため、毎年お正月にはたくさんの見物客が訪れる。

「あ、そういえばそろそろ初日の出ですかね?」

「そうらしいわね。」

玲はテレビを見る。その時だった。

『あれ、ここって...』

そう━━━夢の中で見た映像の場所だった。日こそ今は出ていないが、それ以外の景色は殆ど同じだった。

「日上山か...」

「日上山がどうかしましたか?」

望が尋ねる。

「いえ、何でもないわ。ただ、夢で見た景色と似ていた様な気がしたのよ。」

「へぇー。」望は不思議そうな顔をした。「やっぱり、お正月だからですかね?」

「そうなのかもしれないわね。」

そんな会話をしていると、朝食も食べ終わった。今日は久しぶりの休日だ。

「そうだ、私達も日上山に行って見る?」

「あ、賛成です!」

こうして玲たちは日上山へと向かった。

ただ、玲は初日の出を見るために向かったのではない。そこで何かが見つかるかも、と思っていたのだ━━━。


最後までお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m何とか2話目を投稿する事が出来ました。実は文の下書きを1度間違って全削除してしまって1から書き直したため、文章が変になってしまっていたら申し訳ないです...

さて、ここから本格的に物語が始まりました。そして、読者選択型ということですが、章の真ん中、もしくは最後に入れるという方針に致しました。そのため、あともう少しお待ち下さいm(_ _)m(章は3部構成の予定です。)


因みに、今回段落はじめの字下げを行いませんでしたが、あった方が見やすいでしょうか?コメント頂けると嬉しいです!


後書きも最後までお読みいただきありがとうございました!是非次話もお願いします!


※1/30追記:本日の午後7時に次話投稿予定です!

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