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プロローグ

今まで生きてきた中で、こんなに朝日が嫌になった事はなかった。

ほんの五、六ヶ月前はこんな気持ちになんかならなかった。

やがて訪れる

「高校生活」ってものに、まだ淡い期待をよせていたからだろう。

そりゃそうだ、中学校の三年間を受験勉強に費やし、やっとの思いで第一志望校に受かったのだから…

それも今は昔っていうのかな?

とにかく高校に入学してから五ヶ月経った俺は、廃人と化していたのだった―




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