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80.【侵入者:ニセモノ】


ある日の夢は……


アッチノ世界にある学校の教室にいた。

教室の中には生徒がたくさんいるけど、みんな砂嵐のようにブレていて顔が見えなかった。


43.【ゆらゆら : チキンスーツ】の夢に出てきた人達を思い出す。


異様な状況に不安になりながら様子を見ていると、一人の生徒が近づいてきた。


「ねぇ。彼、アナタの大事な人なんでしょ? 傍にいたらいいじゃない」


そんな風なことをねっとりした感じで言われた。

体全体がブレているのに、話す時だけ口元が鮮明になっていて何だか不気味だった。

その口元を見ていたら、その生徒がどこかを指差す。

見るとブレている生徒達の中に、一人だけ普通の人が座っていた。

よく見てみると、その後姿は黒羽根さんだった。

知っている人がいて嬉しくなったアタシは思わず駆け寄った。


「黒羽根さん?」


隣の席に座って顔を覗き込むと……


「やぁ! 久しぶり」


アタシに笑顔見せてきたのは全くの別人だった。

服装や髪型は黒羽根さんと同じだけど、顔は全然違う。


「ニセモノ……」


モヤッとしていたら目が覚めた。


最近のアッチノ世界は侵入者とかニセモノとか、なんか様子がおかしい。



そう思った夢でした。

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