表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/135

31.【三途ノ川】


この夢はアッチノ世界とは違う気がしますが……

不思議な夢だったので載せたいと思います。


ある日のこと。三十九度の熱が出た。

なかなか下がらなくて、三、四日間ぐらい熱にうなされていた。

そんな時に見た夢。


始まりは見知らぬ場所に立っていた。

見上げた空は綺麗なピンク色をしていた。


体が熱い……。


フラフラしながら砂利道を歩いていると、目の前に川が流れていた。

流れる水は紺色のような色をしている。


川を眺めていると風の吹く音が聴こえてきた。

髪もなびいているのに、なぜか全く風を感じない。

不思議な感覚。

辺りを見渡しても誰もいない。


あの川に入ったら冷たくて気持ち良さそうだな。

誰もいないし……。


そう思って勢い良く川の中に入ってみると、氷水のように水が冷たい。

その冷たさが何だか不気味に思えて、急に川から出たくなった。

目の前を見ると、向こう岸は日陰で物凄く寒そうだった。


あっちに行ったら砂利が冷たいかな。


身震いしながら歩いてきた方を振り返ると、真夏のような陽射しが地面を照らしていた。


あっちで日向ぼっこでもして温まろう……。


そう思って戻るように川を出ると目が覚めた。


この夢を見た当時はあまり気にならなかったけど。

今思うと、あれは三途の川だったのではないかとドキッとした。



そんな夢でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ