表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼ノ境界(おにのきょうかい)  作者: Helbon
season2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/71

シーズン2 第9章 クロノス戦・前編


氷原全体が鳴動し、裂け目から噴き出す黒い風。

クロノスが両腕を広げると、空間そのものが歪み始めた。


「時間を支配する者に抗うとは、愚かよ――」


氷塊が弾丸のように飛来し、戦闘が開始された。



1. それぞれの開戦


シュンが先陣を切る。


シュン「レイを狙うってんなら…まずは俺を倒してからだろうが!!」


火の型・紅蓮旋衝。

だがクロノスは指を鳴らすだけで、攻撃の“時間”を止める。

炎の渦が空中で静止した。


ナツキ「時間停止!? 使われたら避けようがないじゃん!」

ユキ「攻撃の“時間”だけを停止させた…!本体にダメージはあるはず――!」


ユキが水の氷刃を放つが、それも凍結したように止まった。



2. クロノスの力と“時間逆流”


クロノスは一歩踏み出す。


「真の恐怖を見せよう。」


瞬間、氷上に描かれた時計の文字盤が輝いた。

レイたちの身体に激痛が走る。


レイ「ぐっ…!? 傷が……戻ってる!?」

ナツキ「時間が巻き戻ってるんだよ…!!

以前の戦闘で負った傷が“再現”されてる!!」

シュン「そんな反則能力聞いたことねぇ…!」



3. レイの内側の“闇”と共鳴


クロノスはゆっくりとレイへ向けて手を伸ばす。


「レイ…お前の血の闇は、我の欠けた“時間因子”。

──返せ。」


レイの中の闇が反応し暴れ始める。


レイ「う、あああああああ!!」


ナツキがすぐにレイを抱き止める。


ナツキ「レイ!しっかりして!!捕まらないで!!」


クロノスはナツキを見て薄く笑う。


「無駄だ。

闇の血は“宿命”。愛ごときで抗えるものではない。」


ナツキ「愛“ごとき”……?

それは試してみないとわかんないよ。」


瞳の奥で怒りが燃えた。



4. 反撃の糸口をつかむ


ユキが短時間の分析を終え叫ぶ。


ユキ「時間停止の範囲は“広いけど精密じゃない”!

同時に複数方向から攻めれば止め切れない!!」


シュン「つまり乱戦に持ち込めってことか!」

ナツキ「やってやるよ。レイは絶対守る。」


レイは苦痛の中で立ち上がる。


レイ「俺は…道具じゃない。

過去に縛られるつもりなんて……ない!!」



5. クロノス vs 4人、真正面の激突へ


クロノスが再び空間を揺らす。


「来い――“時間の檻”で永遠に閉じてやる。」


シュンの炎、

ナツキの水流、

ユナの氷刃、

そしてレイの風が同時に走った。


時間停止の結界が“破られる”音が轟いた――!



クロノス「ほう…止まらなかったのは初めてだ。

面白い。ならば──本気の時間を見せよう。」


クロノスの背後で巨大な時計の針が高速回転する。


レイ・ナツキ・シュン「来い!!!」


光と闇が激突し――

北極決戦は後半戦へ突入した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ