万博会場
※ここに登場する大阪・関西万博は、
実際に2025年に開催される大阪・関西万博とは、異なるイベントです。
そのつもりで、お読みください。
ここは、西日本国の首都、大阪の夢島。
「さあ!全世界が待ち望んでいた一大イベント、大阪・関西万博が、いよいよ開幕となりました!」
開幕に先駆け、開会式が行われた。
まず最初にスピーチを行ったのは、西日本国の最高指導者、アラキ・モトヒサ。
「西日本国を率いる、荒木基久です。
このたびは、このような状況下で、果たして今回の万博は開催にこぎつけられるのかと思いましたが、このように、無事に開催にこぎつける事ができました。」
各国要人も招かれていた。とりわけ目を引いたのは、R国の大統領が招かれていたことだ。
戦況は、どちらともいえないような状況であり、愛知、岐阜、福井の県境あたりでは特に激戦となっていた。
しかし、西日本国が有利に戦いを進めているかのように伝えられていた。
関ヶ原、小牧長久手、大津、長浜、おおい町、大垣、木曽川流域なども、小競り合いが続く激戦地となっていた。
このような中での大阪・関西万博の開催となる。スピーチにも力が入る。
スピーチを終えたら、部下の報告を聞く。
このまま、低レベルの小競り合いを繰り返していても、意味がない。
東京まで一気に侵攻する方法を考えようということだった。東日本国というか、東京さえ攻め落とせればよいのだという。
もしも、この内戦で西日本国が勝利したら?
「いよいよ、大阪が日本の首都や!
関西弁が標準語になり、大阪方面が上りに、東京方面は下りになるんや!
NMB48が、48グループの本店になるのも、夢や無くなる!
せやから、西日本国には、なんとしてでも勝ってもらわんとな。
荒木基久が、統一日本国の初代大統領や!」
国民がそう言うが、荒木基久の目的はあくまでも、天皇制の維持、男系の維持。
終戦後に皇籍離脱した旧宮家の復帰案や、あるいは血筋でなくとも天皇になれる案などを提案した。
「それなら、あんたが天皇になればええやろ。
血筋関係ねえなら、あんたが西日本国の実質の国王なんだから、あんたが統一日本国の新国王になればええやん。なあ、荒木基久さんよ。」
実現するかどうかは、今後の戦況次第だという。




