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プロローグ 6月30日(月) 三

プロローグはこの話で最後です。


「ただいまー」



家に帰宅した俺はそんな第一声をあげた。


自宅には鍵がかかっていたため、開錠し中に進んでみても廊下は真っ暗だ。


誰もまだ帰っていないのだろうか?




「母さんー、父さんー。」




どうやら本当にいないらしい。


玄関に設置してある置き時計を確認すると20:00を表している。


銀と商店街で別れたのが19:00だったことを考えると、かなりゆっくりしたペースで家に向かっていたようだ。


俺の家族構成は3人。


俺、母、父の3人だ。


母は専業主婦、父は一般企業に勤める会社員のため、平日のこの時間には誰かしら家にいる。


母は平日のこの時間は大体家にいる。


専業主婦なので平日での用事といえば大体買い物ぐらいだが、今日はどこかに出かけているらしい。


父はいる時もあればいない時もある。


一般企業に勤めているため定時が決まっているが大体帰ってくる時間はバラバラだ。


一般企業は残業が多いらしい。


週末は会社の飲み会で毎週遅いのだが平日はあまり遅くない。


今日はタイミングが悪く家族全員帰ってくるのが遅く、俺が一番乗りらしい。


いつもは母が家にいるので久しぶりの感覚だ。




「・・・・・寝るか」




久しぶりとはいえ、今日は眠い。


放課後に遊んだせいで今すぐにでもベットに寝転びたい。


折角家に誰もいないのでリビングで自由に過ごしたいが眠気が酷い。


両親が家にいると思い、夕食を食べてから風呂に入って寝る予定を建てていたのだが、どうやらこちらも無理そうだ。


食事の準備もしてないだろうし、風呂にお湯も溜まっていないだろう。


そう判断した俺は眠気がピークに迫っていたため、すぐに寝ることにした。


もう直ぐ両親も帰ってくるだろうし、夕食の準備ができたら起こしてくれるだろう、と思ってのことだ。



念の為玄関の鍵を閉め直し、リビングにも寄らないまま、2階にある自室へ向かった。






_______________________________________







「ふーーー、」




ベットに寝っ転がった俺は電気も点けずスマホゲームを始めた。


寝るまでの暇つぶしだ。




「今日は楽しかったなぁ」




自然とそんな言葉が溢れた。


最近といえば、家でゲームやアニメや漫画やら。


外に出て運動することもなければ、友達と遊ぶこともしない。


友達がいないわけではない俺だが休日や平日の放課後に遊ぶ友達となるとほとんどいない。


それこそ銀くらいじゃないだろうか?




それに今日は白雪氷雨さんとも多少話せた。


本当に「話せた」のか怪しいが、俺の基準ではアレは会話なのだ。


あまり良い印象を与えられたとは考え難いが。




学校でグループを形成し、放課後仲良く遊びに行く女子グループや男子グループは、毎日こんな感じなのだろう。


1人で遊ぶことは暇な時間を作ればいいだけだが、複数人で遊ぶ事はどうしても他人の事情に左右される。


他にもグループ内での不和、男女間でのトラブル、グループにはグループの問題があるがそれを加味してもやはり大人数で遊ぶのは楽しいのだろう。




「でも、俺は偶にでいいかな〜」




それでも俺は今の生活に不満はない。


満足かと聞かれると素直に頷きずらいが、

「はい」か「いいえ」で聞かれたのなら「はい」だ。


自分の好きな事ができ、今日は友達とも遊んだ。


自惚れで無ければ俺から遊ぼう、と銀を誘ったとしてもいい返事を返してくれるだろう。


この生活に不満はない。


強いて言えば、彼女とは言わないまでも女友達ぐらいは欲しい。


男子高校生ともなれば甘酸っぱい青春を経験したいのである。




「・・・・・・・」




そろそろ本格的に眠くなってきた。



ベットの近くにある充電ケーブルにスマホを繋いだ俺は目を瞑った。


徹夜でゲームをして放課後も友達と遊んだのだ。


帰宅部の俺の体力にしては持った方である。







_______________________








何分経過しただろうか?


30分?いや10分も経過していないかもしれない。


虚ろな意識の中で自分の部屋のドアを開く音がする。


俺のドアには鍵がないので廊下側からでも出入り自由なのだ。




「・・・・・母さん、帰ってきたの?」




そう声を掛けるが返事がない。


意識を覚醒させるために、手探りで枕元にあるリモコンで電灯を点けた。


逆に明るすぎて目が開かないが少し時間が経てば治るだろう。


ベットから状態だけ起こしそのまま留まった。




「母さん?」




おかしい、改めて呼びかけても返事がない。もしかして自分の聞き間違いだったのだろうか。


それに外から雑多な音が聞こえる。


かなり音量がでかいためこれで起きたのかもしれない。


何処かで聞き覚えがあるが思い出せない。




「いない、か」




明るさに慣れて目をシュパシュパしながら広げると、そこには誰もいなかった。


それでも誰か家に帰宅したかもしれないと考えベットから降りようとし動き出した瞬間、












俺の意識は途絶えた。





















































やっとプロローグが終わった。

これからも更新を続けていくので、面白いと思った方はぜひブックマークをお願いします。ʅ(◞‿◟)ʃ

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