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雨上がりに僕らは駆けていく Part2  作者: 平木明日香
好きっていうかなんていうか
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第176話


 とにかく明日は、朝から確かめたいことがある。


 おかんには悪いが、学校に行くフリして探しに行こう。


 決して“ズル休み”なんかじゃない。


 何度も言うが、ちゃんとした“用事”だ。


 嘘じゃないし、急を要するっちゃあ要する。


 へんな濁し方をしたせいでめちゃくちゃ怪しまれてるが、このまま話してても良い回答は得られないだろう。


 夏樹は夏樹で、横から茶々入れてくる。


 “完全アウェイ”っていうのはこういうことなんだろうな。


 悪いことしてるわけでもないのに、なんでこんなに肩身が狭いんだ?


 なぜか、へんな罪悪感も湧いてくるし…



 あーもう、うっとうしい!



 できれば今すぐに行動したいが、時間が時間だからあんま意味ない。


 片っ端から連絡先を調べた。


 誰か知ってるやつはいないかと思って。


 でもやっぱり見当たらない。


 中学時代のやつらはいる。


 どうやらこっちの世界でも、俺は小中と同じところに通ってた。


 でも、やっぱり何かがおかしい。


 仲良かったやつらと全然連絡取ってない。


 ライン送っても返ってこない。


 返ってきたと思ったら、すげぇよそよそしいんだが?


 …なんで?


 なんでもくそもないか。


 考えるだけ無駄だ。


 色々と理解が追いつかないことだらけだが、今はアイツを探すことに集中しよう。


 


 

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