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強欲のスキルコレクター  作者: 現猫
第三部:強欲青年は嗤って戦地を闊歩する
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第八章:第二次人森戦争・前編-36

大変遅くなり申し訳ありません!!


活動報告にもあったように、少々メンタルをやられていて執筆に身が入らない状態でした。


今は回復したので問題無しです!!

 


「ほう。これが名高き術(アルス・ノトリア)か……」


 ここはティリーザラ王国陣営後衛拠点の一つ。


 主に投降したエルフ兵や捕虜となった将官クラスのエルフ、敵方から拿捕(だほ)した騎乗用の蜘蛛を収監、管理する目的で作られた拠点である。


「しかし相変わらず……中身は理解出来んな」


 そして私は今、その後援拠点にて帰還したユウナと合流し、第四軍団長オルウェから奪取したという旧約魔導書「名高き術(アルス・ノトリア)」を確認していたのだが……。


「図解が賢者の極み(ピカトリクス)よりも少ない分、暗号以外で読み取れるものが限られてしまうな。中々どうして厄介だ」


 旧約魔導書は「賢者の極み(ピカトリクス)」同様に中身が暗号化されていてまともに読む事は出来ない。


 加えて「賢者の極み(ピカトリクス)」に使われている法則とはまるで別の解き方をしなければならないようで応用が効かん。


 手掛かりとしてはオルウェが戦闘中に見せた四冊の新約魔導書とそれに内包されていた四つのスキル。これから多少の推察は可能かもしれん。


 が、それでも一から理解するのにそれなりの時間が要求されるのは必至だろう。


 ふむ……。


「で。お前は折角ならこの「名高き術(アルス・ノトリア)」にある程度造詣があるオルウェを、私の部下に迎えられないか、と言っているんだな?」


「は、はい。そうですっ!」


 先程、ユウナから「名高き術(アルス・ノトリア)」を受け取る際に言われた提案があった。


 それはアールヴで魔導書研究部門部門長を務めるオルウェを私の部下に招き、魔導書に関する暗号の解読や研究をさせてみては、というもの。


 本人もその気はあるようで、後々他の軍団長達と面会する際にその事について色々話そうと思うが、私としては……。


「私としては問題無い」


「ほ、本当ですかっ!?」


「ああ。というか歓迎したいくらいだな」


 魔導書は先にも述べたように内容が独自の法則で暗号化されている。


 著者が違うので当然ではあるが、今後更なる旧約魔導書を手に入れる機会に恵まれた際に浅学な私やまだ知識を身に付けている最中のユウナでは解読に時間が掛かり少々効率が悪い。


 だがオルウェのように才能があり専門知識を会得している者が一人でも居ればかなり効率的に研究を進められるだろう。


 それに手に入れたばかりの「名高き術(アルス・ノトリア)」に関して言えば彼は専門家だ。わざわざ一から内容の解読をしなくて済むのは有り難い。


「しかしよく説得出来たな。私が知っている奴の性格や人間性は、決して他者に友好的な態度を取るようなものでは無かった筈だが」


 姉のエルウェと二人で孤児院に入院し、そこから姉以外の誰一人も信用する事無くただ己が道を直走(ひたはし)る傲慢な研究者……。私が事前に手に入れていた奴の来歴と性質はそう物語っていた。


 ムスカの眷族から覗いてはいたが、そんな奴をあの短時間……しかも数分前まで殺し合いをしていたにも関わらず説得して見せるとはな。正直一番驚愕しているのはそこだ。


「い、いえそんなっ! 私はただ勝手に諦めてる彼にムカついただけで……。それにクラウンさん言ってたじゃないですかっ。この戦争に勝ったらエルフ族と友好関係を築くって」


「ああそうだな。エルフ族には私達人族には無い文化や歴史、技術や知識がある。それを有効活用するには友好関係を結ぶのが一番だからな」


「はいっ! 私としてもそれには賛成で、私の一助が少しでもそれに貢献出来るならって……」


「ほう?」


「やっぱり単純に嫌なんですよ。お隣さんの人族とエルフ族が仲悪いって今の状況が……。ハーフエルフの私からすれば馬鹿馬鹿しいって話ですっ!」


「ほうほう」


「だからやってやるんです。以前コランダーム公爵閣下が私に言ってくれたみたいに、私が人族とエルフ族を繋ぐ存在になって、罵り合うより談笑出来る仲になった方が何万倍もマシだって、証明してやりたいんですっ!!」


 それは私とユウナがコランダーム公と初めて会ったあの冒険者ギルド本部での最中、コランダーム公が彼女に勇気付けた言葉──




『架け橋になりなさい。私の祖先が人族と獣人族の絆を築いた様に、人族とエルフの架け橋に……。今の私達と彼等の関係は、そう簡単に埋まる様な溝ではないでしょうけど……。それでも彼等と友好な関係を結べる手があるのだとすれば…。それはきっと、貴女の様な真ん中に立てる人だと、私は思うわ』




 恐らく言われた当時は然程ピンとは来ていなかっただろう。


 ハーフエルフというだけで種族間の架け橋になれと言われた所でそれを心胆から受け止める者などごく僅かだ。


 しかしこの子は私と関わる事で人族とエルフ族の確執と底知れない溝を誰より間近で目の当たりにし、自身の存在、受けて来た仕打ち、期待の籠った言葉、そして己が望む物──欲する物を見出した。


 それを意識的にやったのか、はたまた偶然行き着いたのかは私には分からない。


 だがそれでも、今ユウナが口にした決意と信念が宿った意気込みを、私は心から尊敬したくなった。


 ……。


「ユウナ」


「は、はいっ! 生意気、でしたかね……?」


「いや。寧ろその逆だ」


「え。逆って──ちょ、ちょっとっ!?」


 私がユウナに対し膝を突いて屈むと彼女が慌て始めたが、取り敢えず無視する。


「今まで曖昧なままにしてしまっていたが、今ここでハッキリ決めてしまおう」


「え、な、何をですっ!?」


「ユウナ……。〝君〟に、正式に私の部下になって欲しい」


「……ふぇ?」


 実の所、ユウナの処遇に関してはずっと悩んでいた。


 ハーフエルフという立場によって被る様々な弊害から身を守るという名目で色々と連れ回したり、何かと無理矢理理由を付けて訓練等を命じていたが、イマイチ私との関係性は曖昧なまま。


 友人なのか先輩なのか知り合いなのかただの協力者なのか……。判然としないままだった。


 だがこの数ヶ月間で彼女は変わり、以前の周りに常に怯えていただけの庇護される存在ではなくなり種族間の架け橋になりたいと口にしてのけたのだ。


 素晴らしい……。本当に素晴らしい。


 そんな素晴らしい逸材になったユウナが、私はとてつもなく欲しくなった。


 故に勧誘する。改めて。


「今後立ち上げる私のギルドに、そして人族とエルフ族の未来には君がどうしても必要だ。君が居てくれればきっと今の底の見えない二種族間の溝に架け橋を掛けられる……。今そう確信した」


「は、はい……」


「だからユウナ。どうか私の部下になってくれ。君が望む物、望む立場、望む未来……。その全てを可能な限り叶えよう」


 そう私が言い切ると私が本気だとしっかり伝わったようで、ユウナは戸惑いながら少しだけ考えるように宙を仰ぎ、次に不安そうな顔を向けてくる。


「え、えぇと……」


「どうした? 不満か?」


「いえあの……。それってアレですよね」


「ん?」


「つまり逆に、クラウンさんの部下にならないと私に未来無いって事、ですよね?」


 ふむ。相も変わらずネガティヴな子だ。


「もっと素直に受け取りなさい。私がこうして膝を折って君に部下になってくれと頼んでいる。それ以上でも以下でもない」


「いやでも、例えば今し方貴方に手渡しちゃった「名高き術(アルス・ノトリア)」とか、「賢者の極み(ピカトリクス)」の処遇は……」


 ……ああ成る程。さてはオルウェに魔導書に関して何か問い詰められたな?


 それで今になって自分が何故平然と魔導書を持ち歩いていられるのか改めて疑問に気付き、その理由が私にあると考えている……。


 故に私との関係が今より軽薄になる事は魔導書に触れられ無くなる可能性が高い、と思い至ったわけだ。


 これに関しては──


「勿論。私の匙加減次第だ。今は師匠を通じてある程度融通を効かせ容認して貰っている状態だ。君の知らない条件付きでな」


「や、やっぱりっ!!」


「だがまあ、その条件さえクリアし続けられれば例え私と縁が薄くなったとしても君の持ち物として認められるだろう。クリアし続けられればな」


「う……。多分ロクでもない条件だ……。うぅ……」


 ロクでもないわけではないが、まあ、彼女一人で対処出来るものではないな。


「加えて言えば君自身の身に危険が及ぶ可能性も当然跳ね上がるだろう。なんせ世界に数冊と言われる遺物だ。君を殺してでも手に入れたいと望む者は少なからず現れるだろうな」


「ひっ……」


 ユウナの存在を知った腕に覚えがある魔導士や研究者は言うに及ばず、価値がある物としか認識しないような愚かな権力者が手を出して来る事もあるだろう。


 今の彼女の実力ならある程度は何とかなるだろうが、奪われてしまうまでにそう時間は掛らん。


「それに魔導書を扱うなら相応の知識と技術、それから設備が必要になるぞ? 君ならある程度は問題無いだろうが、十全かと言われれば首を捻りざるを得ない」


「うっ……」


 旧約魔導書は所謂(いわゆる)「古書」だからな。製本で何らかの細工がされているのか余り劣化はしていないが、それでも下手な扱い方をすれば折角の遺物が永遠に失われてしまう。


 故にそれを扱うならば相応の知識と技術と設備は必須だろう。それこそオルウェの研究施設のようなな。


「まあ、何にせよ。少なくとも今の君が一人で抱えるには余りに強大な存在だ、旧約魔導書というのは。君がそれに相応しかろうが無かろうがな」


「つ、つまり……」


「ああ。私ならそれら全てを補ってやれる、と言っている。条件をクリアしながら己が身を守り、更に研究まで出来る……。どうだ? 中々の好条件だろう?」


「う、うぅ……。なんか釈然としない、けどぉ。……はぁ。ま、解り切ってる事ですね、ハイ」


 諦めたような口調の割に何やら若干晴れ晴れしさを感じさせる表情をユウナが見せると、今度は彼女が両膝を折り、正座する形に座ると頭を下げた。


「私、多分まだ沢山色々迷惑掛けますけど、どうか宜しくお願いします……」


「ふむ。承った。私に任せなさい」


「と、言うか……」


「ん?」


「私多分この機会逃したら職探し地獄でしかないんですよねぇ……。このご時世でハーフエルフが人族の国で、なんて……。まともな所無いですよ。ホント」


「ああ。私くらいだろうな。こんな高待遇で君を迎え入れるのは」


「あはは……。ありがとうございます。ボス」







「それで、オルウェのお姉さん……エルウェでしたっけ? 彼女はどうなったんです?」


「ん? ああそうだな。色々と面倒事が湧いてな」


「め、面倒事、ですか?」


「うむ。だが心配するな。一切問題無い。一切な──」





 今から約三十分程前……。


「『ふむ……。思っていたよりは耐えたじゃないか』」


「『く……そ……』」


 エルウェと楽しい〝お話し〟は、思いの外時間が掛かった。


 十三枚の爪が床にばら撒かれ、試しに指を一本擦り潰してみた辺りで漸く滑らかに言葉を漏らしてくれるようになったぐらいだ。中々に見上げた根性だ。


 そして肝心の彼女が語った作戦概要。


 その動きを簡単に言い表すなら「各個撃破特化」。


 当初私がアールヴの大臣達と打ち合わせていた内容である「前後挟撃作戦」から少し外れて来ており、今は女皇帝ユーリの指示が中心となってまずは要所を攻める方針を取っているらしい。


 奴等としてはもっと事がスムーズに運ぶ予定だったらしいが、私達人族を侮り過ぎていたようで思いの外苦戦。


 何より私達が序盤に見舞った《万象魔法》がかなり向こうの士気に響いていたようで、集中力等が著しく欠如していたとか。


 逆に私達王国軍はあの一撃で士気が上がり、双方の士気差が如実に傾いた……。それを敏感に察したユーリが作戦を切り替え、全体的に動きが変わり始めているという。


 まあ元々打ち合わせた内容など余り()てにはしていない。何千何万の兵士が動き回るんだ、予定通りに事が運ぶなどまず有り得ないのは当然の話だ。


 だが致命的な見落としをし、取り零さなくて済む筈のものまで失ってしまう可能性も無くはない。


 情報は可能な限り更新し続け、一つ一つを可及的速やかに検討し、優先順位の決定と取捨選択を行う必要がある。全く戦争というのは忙しい。


「『しかしこれはやられたな……。この戦争に()いてまさか私が〝騙される〟とは……』」


 私がエルウェの大蛇達と戦っていた際に感じた僅かな違和感……。


 特に彼女のお気に入りであったニーズヘッグが早々に幻覚攻撃を仕掛けて来なかった時に顕著に感じたそれの正体が漸く理解出来た。


 南防衛拠点に攻め込んで来たエルウェ率いる軍隊は〝偽物の〟第四軍団だった。


 いや、厳密に言えば偽物、というよりはまた別の部隊と呼んだ方が正しいな。


 エルウェはただ自らと大蛇達を引き連れ手近な部隊を率いて防衛拠点に攻め込んで来たに過ぎなかったという。


 私が感じていた違和感はそこ。


 本来のオルウェ、エルウェが率いる軍団は魔物使い達と魔導士達による特殊混成部隊の筈なのだ。そう、事前に知っていた筈だった。


 にも関わらず私はそれを〝違和感程度〟にしか受け取れなかった……。


 つまりどういう事かと言うと──


「『完全にやられたな。まさかあのニーズヘッグが幻覚を〝最初から〟使っていたとは……。思いもよらなかったな』」


 そう。あの瞬間までニーズヘッグは幻覚を出し惜しみしていたのではない。あの瞬間に最初から使っていた幻覚の内容を〝切り替えた〟のだ。


 私達王国軍が奴等を正規の第四軍団と誤認させる幻覚から私個人に特化した幻覚に……。だからあの切り替わる瞬間に私は違和感を覚える事が出来た。


 そして今頃本物の第四軍団は……。


「『別の部隊と合流し大軍と化した軍団で正面突破……。つまりお前達がこの南防衛拠点に攻め込んで来たのは──』」


「『そう、よ……。陽動と時間稼ぎ……。アンタをこの場に繋ぎ止める為に、アタシ達はあそこに……』」


「『ふむ。ユーリは相当私を警戒しているのだな。嬉しいやら複雑やら……』」


「『はん……。奇襲は予見出来ても、土壇場の対応までは、間に合わなかったみたいね……。ザマァないわ』」


「『……』」


「『今頃数千って軍団が前線に攻め込んでるわ……。急いで駆け付けた所でもう手遅れ……。アタシなんかに構ってる場合じゃないわよ』」


「『…………』」


「『あら……何よ……。流石のアンタも返事する余裕無いわけ?』」


「『ん? いやちょっとな。そろそろ夕飯時だろう? 夕飯は何にしようか、とな』」


「『は、はぁ? アンタ何を呑気な……。アンタが居ない前線が心配じゃないわけっ!?』」


「『前線の心配? 微塵も無いな。何せ──』」


 ______

 ____

 __


「……ねぇガーちゃん」


「そのガーちゃんというのはいい加減止めろヴィオラ。私達はこれでも団長と副団長の関係だぞ? 部下達の前で馴れ合いは……」


「そんなん今更気にしないのっ! というかこの状況でそんな事心配してる場合?」


 ここは最前線正面。


 ユーリの命により戦力が散らされ、正面の層が薄くなったタイミングを見計らい送り込まれたのはエルウェ直属の部隊であった魔物使いの軍勢が合流し巨大化した混成軍隊。


 その数三千強。


 数十名の隊長が率いるそんな巨大軍勢が今、最前線正面を守護する彼女達の前には展開されていた。


「あの数……。いくらガーちゃんでも──」


「嬉しい誤算だ」


「ごさ……え?」


「そろそろ纏まった数を倒しに行かねばクラウンに競い負けてしまうなと感じていたんだ。あの数……。アレ等を片付ければ私の勝ちは間違い無くなるだろう。ふふふ」


「え、えぇ〜〜……」


「それに幾人か隊長格らしき奴も散見出来るなっ! クラウンに「面白そうな敵が居たら身柄か出来なければ武器を確保してくれ」と頼まれていたんだ。アレ等はそれに丁度良さそうだと思わないか?」


「いやこの距離で敵の装備見えないって普通……。ていうか相変わらずブラコンだねぇガーちゃんは……。流石のヴァイオレットちゃんもそれにはドン引きなんですけどぉ〜?」


「好きに言っていろ。私はクラウンを愛している。それだけだ」


「はいはい……。で、それに私も手伝わさせられるわけでしょ? キッツイわぁぁ〜〜」


「文句を垂れるな。構えろ」


 愛剣ジャバウォックを鞘から引き抜き、切っ先を目の前の大軍に向ける。


 それを振るう彼女の顔には、ただただ愛する弟の喜ぶ顔と賞賛の言葉を期待する笑みが浮かんでいた。


「さあ征くぞ。鏖殺(おうさつ)だっ!!」


 ティリーザラ王国軍剣術団団長、ガーベラ・チェーシャル・キャッツは馬を駆り、走り出す。


 後の歴史に刻まれる事になる偉業「深紅の処刑祭」……。その始まりであった。

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― 新着の感想 ―
[一言] のんびりゆっくりしていてもいいのよ
[良い点] ユウナの正式な部下加入おめでとうございます!しかしまさかクラウン本人がオルウェを生存させるとは!!てっきり結晶化させるものかと思ていました。結晶化させるとすべてのスキルが100%手に入るわ…
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