第八章:第二次人森戦争・前編-7
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ユーリはただ、目の前に広がる光景を眺めていた。
戦時最終交渉終了後、ダムスをディーネルが待つ元居た拠点へ返し即座に霊樹トールキンにまで帰還したユーリ一向。
部下に命令し前線侵攻部隊を一斉に動かす指示を出し、王都セルブ内からの奇襲作戦とタイミングを合わせるべく、侵攻部隊の経過報告を玉座にて待っていた。
しかし翌日。それは遥か遠くにある筈のトールキンにまで、唐突に轟音が鳴り響いたのだ。
何事かと思い外の様子を見にエルダール達を連れ戦場である平野へと目を向けてみれば、そこには美しくも残酷な光景が広がっていた。
火炎が荒びエルフを焼き殺し、水流がうねりエルフを掻き混ぜ、突風が疾りエルフを切り裂き、大地が割れエルフを押し潰す……。
まるで大自然が突如として意思を持ち、自分達エルフを絶滅させようと天災を下しているようなその余りにも容赦無い大惨劇。
これには然しもの女皇帝であるユーリや弓英雄と謳われるエルダール。そして常に冷静沈着な面持ちを崩さない壮年の男でさえ、困惑と驚愕を隠せずにいた。
「……あれは、なんだ……」
思わず口から溢れた感情がそのまま形になったような言葉に、一同の中でまだ比較的落ち着いているエルダールが口を開く。
「ま、まさか《万象魔法》……。そんな事が……本当に……」
「オイ……。なんだその《万象魔法》ってのは?」
顔を動かさず、未だ惨殺を繰り広げる四つの災害に目を奪われているユーリからの問い返しに、エルダールは難しい顔をしながら答えた。
「基礎五属性の内《空間魔法》を除いた四属性の魔法を複合した大業魔法です……。私が生まれるよりも前……初代「嫉妬の魔王」を滅ぼす為に数百人の人族とエルフ族が力を合わせて一度だけ発動させる事が出来た……。そう、文献で読んだ事が御座います」
「四属性の複合魔法だと? 《空間魔法》や中位二属性が混ざっているならいざ知らず、基礎五属性の内四属性を混ぜただけで何であんなバカみてぇな魔法になるんだッ!?」
基礎五属性はその名の通り魔法の基礎となる五つの属性。
魔法を扱うにあたってこの五属性の内のどれかを習得する事が最低条件であり、《空間魔法》意外の四属性は、裏を返せば魔法を使った事の無い素人が努力次第で必ず辿り着ける程度の難度になっている。
ユーリが言いたいのはつまり、そんな素人でも習得出来るような魔法を四つ重ねただけであんな災害のような魔法を生み出せるのは道理じゃない、という事だ。
しかしそんなユーリの疑問に、漸く落ち着きを取り戻した壮年の男が答える。
「確かに基礎五属性の内、四属性は《空間魔法》や中位二属性等と比べると比較的難度の低い魔法です。しかしそんな四属性を合わせるとなると話は大分変わってきます」
「なに?」
「四属性はその性質上、互いが互いを害する相剋関係になっているのですよ。炎は水によって消えますが水は炎によって蒸発し、また風は地によって動きを封じられますが地は風によって削られる……。複合する以上その性質は決して避けられず、闇雲に混ぜれば成立するものではないのです」
《氷雪魔法》や《雷電魔法》等の上位魔法にもこのケースが当てはまる。
相剋関係にある魔法同士を反発させる事なく維持し、絶妙な魔力操作でもって制御する……。それが上位魔法がある程度才能が無ければ習得が厳しいと言われている所以でもあるのだ。
「……つまりはアレか。あの《万象魔法》ってのは、ただでさえ反発する二属性を四属性に増やし、コントロールしてみせてるってワケか」
「概ねその通りです。しかし──」
壮年の男は徐々に威力を弱めていく属性の嵐に目を向けながら、忌々し気に眉を顰めると、小さく舌打ちをする。
「チッ……。いつの間にあんな魔法を扱えるように……。あの国は確かに魔法の研究開発に関しては世界随一です。遅かれ《万象魔法》もある程度再現可能であるとは踏んでいたが、いくらなんでも早過ぎる」
「ほう。向こうには戦時最終交渉にも姿を見せた最高位魔導師であるフラクタル・キャピタレウスが居る筈。彼の御仁の知識と経験をして、《万象魔法》は難しいと言うのかね?」
独り言を呟いたつもりでいた壮年の男は、耳聡いく聞いていたエルダールにそう問われると一つ咳払いをし、彼の方を振り向く。
「キャピタレウスは確かに天才です。しかし幾ら天才とて老いには勝てません。彼の能力であればいずれは辿り着けたでしょうが、その前にくたばります。残された時間では壊滅的だったでしょうな」
「ふむ。だが現実として《万象魔法》は我等が目の前で同胞を鏖ている。それともあの光景が《幻影魔法》の類で我等を欺いているとでも?」
「そうであって欲しいですね。兵力や士気に関して言えば……。ですがそれは余りに希望的観測が過ぎます。アレは少なくとも現実だと受け入れるべきかと」
「ならば一体何だと言うのだっ! 何故奴等はあんな大業魔法を行使出来るっ!?」
「私に言われましても──」
「……アイツしか居ない」
二人の激しさを徐々に増していた口論に割って入ったのはユーリ。
彼女は先程の壮年の男よりも更に険しい面持ちで殺戮の向こうに広がる人族の陣地を睨み付けると、奥歯を割れんばかりに強く噛み締めた。
「人族とエルフが初めて結託して発動した魔法だと……? 奴め……あのゴミクソめぇ……。意趣返しのつもりかッ!? どこまで私の神経を逆撫ですれば気が済むんだァ……クソがッッ!!」
湧き上がる激情に当てられ、空気が揺れる。
痺れるような触れる事を躊躇いたくなるユーリが放つ気配に、エルダールも壮年の男も思わず息を呑む。
「陛下……。どうかお気をお鎮め下さい」
「そうですぞ陛下。起きてしまった事に出来るのは対策のみ。今は今後の動きを明確化し、各位司令塔へ伝達しなければなりません」
「ええ。それに《万象魔法》は凄まじい魔法ではありますが、連発はほぼ不可能であると推測します。あの規模ですと発動した代償はかなりのものになり得るでしょうし、無差別攻撃故に味方が居る場での使用もままなりますまい」
「陛下。まずは出来る事を」
「陛下。対策ならば充分とれます故、ここはどうか耐えて下され……」
「……チッ」
二人に諭され、一つだけ舌打ちをするとそのまま踵を返し元居た玉座へと歩を進め、エルダールと壮年の男も後に続く。
そして廊下ですれ違う同じように騒動に集まっていた部下達に次々と命令を下して行く。
「お前は軍務大臣の下に居たな? 軍務大臣と補佐官達に招集を掛けろ。十分後に対策会議を開く」
「は、はっ!!」
「そっちは魔法局の研究員だな? 魔法局長に連絡し、奴等が行使出来得るであろう他の大規模魔法を検討しておけ。結果が出次第会議に上げろ」
「はっ!! 仰せのままにっ!!」
「情報大臣補佐官は居るかっ? 各位司令官への通達も忘れるなよっ。決して自己の判断で無闇に突っ込まないよう厳命しておけ」
「はいっ!!」
「それと奇襲作戦に備えている各軍団長にも伝えろ。向こうの前線が動き出した報告を受け次第即刻奇襲だ。良いな?」
「りょ、了解致しましたっ!!」
「陛下。北方部隊は如何様に?」
「予定通り奇襲作戦開始直後にカーネリアを攻めさせる。あそこは奴の故郷が近い。大規模魔法は撃てないだろうし、落とせれば奇襲部隊と連携も取れる。何より奴を精神的に追い詰められるだろうからな」
「畏まりました。ではそちらは私から連絡を致しましょう」
「ついでに南の監視砦にも連絡を取れ。状況説明をしてアヴァリを前線へ向かわせるんだ」
「渋った場合は?」
「……何かと理由を付けてゴネるようならアヴァリを含めた砦の訓練兵達は反逆罪を課すとも伝えろ。有無を言わせるな」
「承知致しました」
「エルダールは念の為今からダムス達が居る拠点に向かえ。お前ならば似たような大規模魔法が来てもいち早く察知し、対処可能だろう。二人の孫にも発破を掛けておけよ? あの魔法を目の前にして震え上がってるかもしれんからな」
「おおっ。お気遣いありがとうございます……。必ずやご期待に添いましょう」
「して陛下は会議までの十分で何を? 休息でもなさるのですか?」
「……私は」
ユーリは廊下を立ち止まり、曲がり角の先を見る。
その先の突き当たりには一つの頑強で重厚な一枚扉があり、物々しい雰囲気を漂わせている。
「あそこは確かハンナの特別監房……。まさかまた挑戦なさるので? アレだけ痛め付けても吐かなかったのですよね?」
壮年の男はそんな扉を睨み付けるユーリの顔をわざとらしく心配そうに覗き込むと、彼女は彼の顔を見て眉を顰めてから顔を逸らす。
「……ああ。だがどれだけ可能性が低かろうが奴の情報が手に入る機会は見逃せない。やれる限りを手を抜かずやらなきゃ勝てるものも勝てなくなる」
思っていたよりも素直な答えが返って来て若干面食らうも、すぐにいつもの胡散臭い薄ら笑みへと戻し、目を伏せてから頭を小さく下げる。
「……殊勝なお心掛け、感服致します。私も精進しなくてはなりませんねぇ。うふふ」
一見礼儀正しくも軽薄な壮年の男の一礼を一瞥してから再び目を逸らし、忌々し気に鼻を鳴らした。
「フン。余所者がよく言う……。故郷と戦争しようとしてる奴のセリフとは思えないな」
その言葉に、壮年の男は僅かばかり肩を震わす。
「……」
「……」
「……そこは同族に刃を向ける私の覚悟を、賞賛して欲しいですね」
壮年の男は薄く笑うと、その細めた目の奥に暗い炎を揺らめかせた。
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「おおクラウンっ! 漸く来たか、遅かったじゃないかっ!」
私はロリーナからの治療を受け準備を万全に整えた後、彼女と愛馬竣驪を共にしテレポーテーションで本物の前線拠点へと転移した。
そこには私と同じように万全の準備を整えた姉さん率いる剣術団が控えており、私の転移に気が付いて姉さんが声を掛けて来る。
……なんだか最近姉さん、私が転移するより前から私の転移場所に振り向いている気がするんだが、まあ姉さんなら不思議ではないか……。
「ここから見ていたぞ。凄まじい魔法だったな」
そう。この本物の前線拠点は当然ながら「畢竟たる森羅万象の天災」による偽拠点に誘き出されたエルフの根絶やしを一番間近で見られる位置に在る。
つまりはあの残虐な光景を誰よりもしっかり目に焼き付けているわけだが……。
「流石は最高位魔導師であるキャピタレウス老師と自慢の弟が練り上げた魔法だなっ!! アレ程の威力は中々どうして脅威的だ。エルフ達も溜まった物ではないだろうなぁっ!!」
姉さんがそう絶賛すると、周りに居る剣術団員が同じように声を上げながら同じように絶賛し始める。
「やっぱウチの国の魔法は一味違ぇなぁっ!!」
「俺昔から魔法が苦手だったから魔術士が恨めしかったが……。ありゃ恨めしく思うなんて烏滸がましかったかもしれんな……」
「エルフ共もビビっちまってんじゃねぇかっ!? こりゃ戦争が一段楽にならぁっ!!」
と、口々に浮かれた事を喚き散らす。
士気が上がったと形容すれば聞こえは良いが、余り度が過ぎて浮かれられるのは宜しくないなぁ。
まあそこは姉さんが引き締めてくれるだろう。姉さんは案外そこら辺厳しいからな。
「とは言っても何発も撃てるものではありません。消費魔力や代償は勿論、無差別攻撃なので味方が居る場では使えないのですよ」
一応もっと綿密な調整を施せばそこら辺の区別が付けられるようになるかもしれんが、今の私と師匠でそれを実現させるのは余りに難しい。
時間も知識も経験も技術も、まだまだ足らないのだ。
「ふむ。それは少々残念だな。それに愛おしい弟に代償を支払わせ続けるのも本意ではない。遅くなった理由もそれだろう?」
「ええ、少々予想していたより代償が酷かったもので……」
「ああいえ、大した事はないですよ」
そう言った瞬間ロリーナから背中を軽く小突かれる。「何が大した事ない、ですか?」と言いた気な視線を努めて見なかった事にし、別の話題を姉さんに持ち掛ける。
「と、所で姉さん。プルトンの様子が見えないようですが……。彼はまた後で合流するので?」
「む……。ああぁ、それがだな……」
何やら姉さんが申し訳なさそうに空笑いしながら頭を掻く。
……最早嫌な予感しかしないのだが。
「……何があったんです?」
「いや、何があったというか……。私のせいというか……」
「はい?」
「ホラ、お前もその場に居ただろう? 私が無神経にも本拠点でプルトンを呼び出して貴族達が騒いでしまった時……」
……ああ、あの時──ってまさか。
「まさかそれで、プルトン拗ねたんですか?」
「その、まさかだ……」
む、むぅ……。
いや、気持ちは分かる。理解出来る。
私だって同じ立場ならば嫌気が差して手を貸す事を渋るかもしれない。なんならあの場で貴族達を殲滅しなかっただけまだ温情があるだろう。
しかし、まさかこのタイミングで……。
「説得はしたんだぞっ!? だがアイツときたら──」
『あのような下劣極まりない存在を護れだと? 冗談も大概にしろガーベラ。我の力はあのような小石にも満たん害獣共を救う為にあるのではないぞ』
「──と、けんもほろろでな。少なくとも余程上手く説得しない限り数日は動かんだろう」
……なんとまあ、気位の高い竜らしい事で。私としては今の萎縮した奴等に竜の姿を見せて更に士気に追い討ちを掛けられると踏んでいたんだが、そう上手くは運ばないか。
「まあ今からプルトンの説得は流石に間に合わないですから致し方ありません。もう間もなく国王陛下から号令が下るでしょうし」
「む、そうだな。ならばお前ももう持ち場に向かえ」
「はい」
ふむ。然しもの私も、本格的に戦さ場に赴くと緊張するな……。程良い緊張は精神を研ぎ澄ませるが、もう少し遊びが欲しいな……。ああそうだ──
「姉さん、一つ宜しいですか?」
「む? なんだ?」
「少々不謹慎ではありますが、ちょっと勝負しませんか?」
「何? 勝負だと?」
「はい。自己申告制ではありますが、倒した敵で点数を競うんです。一般兵を一点、副隊長クラスを三点、隊長クラスを五点、副団長クラスを七点、それ以上の名のある将を十点……て具合に」
「……ほぉう」
姉さんの顔が、笑顔で歪む。
それはもう楽しそうに、心の底から愉悦を感じているのがハッキリと分かる程に、姉さんの中の戦闘本能が凶悪に笑った。
「そうかそうか、私と勝負か……。中々面白い事を言うじゃないかクラウン」
その笑顔に周りの剣術団員達の背筋が震え、顔を青褪めさせる。
それは純粋な恐怖というよりは畏怖に近く、顔を強張らせながらもその目には憧れの光が宿っている者も居るが、上手い事先程の弛緩した空気も引き締まったから結果オーライか。
「ええ。今までこういった機会がありませんでしたからね。私がどれだけ姉さんに迫れるか……。訓練以外でも確かめてみたいのです」
「成る程な……。ふふ、ふふふふふふ」
「……どうやら、乗り気になってくれたようですね」
「ふふ。ああ、こう言っては方々から非難されそうだが、一つこの戦争に楽しみを見出せたよ。ヤル気も倍増だっ!」
ふふ。姉さんもやっぱり私に似て欲望に正直な所があるな。ならばもっと楽しみをプラスしてみようか。
「ついでに勝った方が何か一つ願いを叶える、とかどうです? その方がより楽しめるでしょう?」
「何っ!?」
お、食い付いた。なら私から要求するのは当然──
「私はぁ、そうですねぇ……。プルトンにお願いして何か竜の素材を一つ私にくれませんか? 私からでは話も聞いてくれませんが、姉さんからならどうにかなるかな、と」
「む。別にそれは構わないが……。なんだ、そんな事か……」
……一体何を期待していたんだこの姉は。嫁入り前の女性が実の弟に何を願われると考えていたんだ、まったく。
「それで、姉さんは何にします? 余程の無茶でなければお応え出来ますよ」
「ほう。そうだな……」
姉さんは顎に指を添えて暫しの間考え込むと、何やら閃いたというよりは最初からある選択肢から選んだように表情を変えぬまま口を開いた。
「やはり、アレだな……」
「なんです?」
「うむ。一緒に風呂に入るぞっ!!」
「は、はいっ!?」
な、な、何をこの人は……。
「赤ん坊の頃にはよく入れてやっていたが、お前は割と早めに一人で済ますようになってしまったからな。余程のワガママを言わない限りもう入ってはくれなかったし、私が十三を向かえる頃からは今まで一度も無い……」
「あ、当たり前でしょうそれは……。というか皆の前でそういう発言はちょっと──」
「だから久々に一緒に風呂に入り、姉弟水入らず過ごそうじゃないかっ!! 幾つか積もる話もあるからなっ!!」
「あ、いやしかし……」
「なんだ? 男に二言があるのか? 提案したのはお前だろう?」
「う……」
くそ。そう言われてしまうと言い返せん……。
……。
…………。
…………はぁ。
「わかりましたよ」
「本当かっ!?」
「まあ終戦後はまた忙しくなるので時間は限られてしまいますが、出来ない要求ではないですからね。……本意ではないですが」
く。背中に居るロリーナから異様な視線を感じる……。これは、一体どんな感情で、睨まれているんだ私は……。
「そうかそうかっ!! ならば気合いを入れて敵を殲滅して回らねばなっ!! ふはははははっ!!」
……実弟と風呂に入る為に殺されるエルフとは、また不憫極まりない動機になってしまったな。そこに関しては……面目ない……。
「それでは姉さん……。私は持ち場に行きます」
「ん? おおそうだなっ!! 負けるつもりはないがお前も精進しろっ!! ケガするんじゃないぞっ!!」
「いやいや、流石にケガぐらいはすると思いますが……。ですが、精一杯やらせて頂きますよ」
「ああっ!! 互いになっ!!」
暫く竣驪に跨りながら移動すると、私が任された地点に辿り着く。
そこにも剣術団員達数百人が固まっており、その先頭には団員達を率いる隊長が居る訳なのだが……。
「ああクラウン君おはよーっ!! ヴァイオレットちゃんだよっ!! さっきガーちゃんからなんかテンション高い激励が急に送られて来たんだけど、なんか言ったぁっ!?」
「久しぶりだなぁ未来の弟よっ!! 僕を覚えているかいっ? 三年前にキャッツ団長を巡って相見えたファーストワン・ピージョン・サンだっ!!」
……なんでこんな面子なんだっ!?




