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仄々日記  作者: 南 晶
16/21

ほのぼのする為に全力で頑張る

 最近、ほのぼのエッセイを書こうと頑張っている。


 その時点で既にほのぼのしておらず、悲壮感漂う事態になっているのだが、自分がせっかちな性格のせいか、ほのぼのするのって難しい。

 まず、何をもってほのぼのと言わしめるのかの定義がない。

 同じ体験をしたとしても、人によって感じ方が違う訳で、例えば天性のほのぼのした人と、殺伐とした人がバンジージャンプ一緒にしたら、かなり違う感想を持つんじゃないか?

  

 でも、ネタがないと書くことがないので、昨日は公園で梅を見て来た。

 梅が花盛りの公園では、毎年この時期「梅まつり」をやっている。

 お団子とか飲み物が購入できる屋台があって、休憩できる椅子が並んだだけの簡素なイベントだ。

 桜と梅の区別もろくにできない私が、わざわざほのぼのする為に足を運んで花見をする。

 これは相当な労力である。

 

 で、梅を見た。

 綺麗だった。

 もう春だなー。


 ヤバイ。

 それ以上の感想が浮かんで来ない。

 せっかくここまで来たのに、ほのぼのするエッセイが書けないじゃん。

 200文字以上でないと投稿できないというのに、三行で終了って。


 せっかくだからお団子と甘酒を所望し、花見をほのぼのと楽しもうと頑張ってみる。

 そこで「お団子1本120円」の看板を見て愕然とした。

 今までここのお団子って60円だったのだ。

 三色花見団子のお団子の単価が40円ということになる。

 こんなところにも値上げの波が押し寄せていて、もはやほのぼのしている場合ではない。


 そんな訳でほのぼのするのはなかなかハードル高い。

 まあ、そもそもが頑張ってするものじゃないよね。

 こんなことを書いてる間にもう1時じゃん。

 なんかめっちゃ頑張って書いたなー、今日のほのぼのエッセイ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私も、その公園に毎年お花を見に行っています。我が家のお墓も隣にあるので…確かに色々と高くなりましたよね! まあそれでも良心的な値段の範疇なのでしょうけれど…。 桜の花見は騒々しいし、何故だか…
[一言] ほのぼのするためにがんばる!って意気込みが面白いですね~。 そこで団子の単価が気になってしまうってエピソードがまた、ほのぼのと離れていってしまうのが面白い(笑) しかし、もう梅が満開なんで…
感想一覧
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