~未来を見る者~
プロローグ
新春桜のつぼみもアッというま美しい花を咲かしていた春という季節・・・そんな頃に俺の非日常的な毎日が始まったのだった。
4月12日
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
俺 立花 未来の前の席に座る小道優大は大きく伸びをしたまぁさっきまで恐ろしく長い開会式を聞かされていたし気持ちもわからなくもない。となりの席の女子など開会式終わってからずっと寝てるし…
「えっと…この次の予定は…」
少しつぶやくと急な頭痛に襲われた
「っっっっ~~~~~~~~~」
「あれどうした大丈夫か?」
心配そうにこちらの顔を除く優大がいた
「ああ・・大丈夫だ・・」
心配をかけてはいけないと少し強がってはみたがまだ痛い・・・
「おい大丈夫そうには見えないぞ保健室いくか?」
「いや大丈夫っっっっ~」
また大きな偏頭痛が起きた
その時だった
隣で寝ていた女子が急に起きて叫んだ………………
と思って横を見るとすやすやと気持ちよさそうに寝てるではないか。
「????????」
俺はこの頭痛で頭を押さえながらまじまじと寝ている隣の女子の顔をみていた。
「おいどうしたん」
優大が言いかけた時
「あっ!!!!!!!!!!!!!」
隣の女子が急に叫んだ
「はぁ…なんだ夢か…」
さっきまで騒がしかったクラス一同すっかり静かになってしまった。
「あ・・頭痛治った・・」
「よかったなー」
そんな他愛もない話をしていたが一つ疑問が生じた・・・・一度感じたあの感覚・・・・まるであの子が起きるのが分かったような・・・・未来視のような・・・・
「まさかな・・・・」そんなことを考えていると
「おい!先生きたぞ」優大がいって俺ははっとした少し妄想に入り浸っていた・・・・・
「えー今日から1年3組の担当をする鬼図化 力だ。厳しくビシバシと行くからおまえらもしっかりいうことを聞くように」
えークラス一同からブーイングが起きるが体格のよい以上なまで発達した筋肉をもった担任がそんなことをいうと少しひるむ。まぁ言うほど高校での担任などどうでもいいだろうとおもっていたが…
「っっつつ」
また頭痛が起きたその時視界が少し薄緑くなり見えたのだ…
後ろを振り向いた優大が俺に奴は昔体罰をして自宅謹慎になった噂があると…そして話してた優大が鬼図化に怒られるところを…
頭痛が解けると
「なぁしってか」
少し笑いながら優大が振り向くと
「あいつ昔自宅謹慎してたんだろ」
もちろんいままでの俺は知らなかった
「あり?知ってたんだ。俺もさっき新しく友達になったやつに聞いたんだけどな」
俺は胸がいたくなった・・
こいつ昔から誰とでも仲良くなるからなぁ友達どころか知り合いすら両手で数えられる俺とは本質的ななにかが足りないのだろう。
「おい!そこなにしゃべってる!ぶっ飛ばすぞ」
「はい!!!!すいませしぇん」
怒られる優大それに少し噛んだクラスの小さな笑い声。…頭痛の時と同じことが起きてる…俺は革新した
これは未来視なのだと
「やっとわかったんだね」
隣ですやすや寝てた子が俺を見てつぶやいた。
「えっ…」
俺はあっけにとられた。
俺のたぶん誰に言っても信じてもらえないような中二病的自分でも信じられないこの能力のことが声にでも漏れてたか
あたふたしすぎて椅子から落ちそうになるがなんとかこらえた…
「こら!何してるそこ」
鬼図化に怒鳴られた俺は
「はい!はい!!!!すいませしぇん」
噛んだ…
左手で口元を押さえ俺のほうに体をちかずけてきけてきた
「君もなんだね」
俺は女子との会話数な少なさとよくよく見るとかわいい顔をしている子にしゃべりかけられていること緊張し顔が真っ赤になっていた。その時また頭痛が起きた。だが流石になれたのかもう声は出ない。
「えっ」俺は未来の会話とさっきの発言をもとに考えてとんでもないことが分かった…
まさかこの子も…
そう思った瞬間
「そう私も…」
後ろの窓からの風でショートカットの髪がなびいてそうつぶやいた…
始めまして。
わたくしクイタンはラノベ作品もなろう作品もほとんど見たことがなく至らぬ点がありますがなにとぞよろしくお願いします