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プロローグ

世界で3つ目のVRMMORPG pioneer online

 そのゲームは発表時、クソゲーとも神ゲーともいわれた。

 その最大の理由、それはプレイヤーが必要なものはプレイヤーが作るというコンセプトであった。公式サイトでは例えとして、材料を集め、道具を買い自分で自分の家を建てる、であったり、NPCを雇って会社を作る、であったり、魔法について研究して魔法を作る、ということが挙げられていた。さらに、開発陣をして生産者がメインのゲームと言わせるほど生産関連のスキルが多いということであった。

 俺、酒井湊(17歳 高校2年生 ネトゲ廃人気味)は発表から半年の間貯金を続け、サービス開始2日前(つまりおととい)、ようやくVRダイビングヘッドギア「ドリームダイバー」を購入し、公式サイトからクライアントを購入してインストールし、今日のサービス開始に対してワクワクしながらここにいる。

 サービス開始時間は本日正午、事前にキャラクタークリエイとは済ませてある(と言っても身長も体型も大きくは変更できないし、性別も変えられないので「ちょっと」イケメンっぽくしただけだが)ので正午になったらログインするだけだ。

 「あと、1時間、、、」

 俺はそうつぶやき呼吸を整える、

 「大丈夫、ベータ勢の知り合いからシステムの基本事項は教えてもらってる、、、」

 心を落ち着かせ、初ログインからの行動をイメージする。

 時計を見る、11:55という数字が目に入る、いよいよ高まる緊張感、ダイレクトに感じる自分の鼓動、、

 「あと30秒、、、」

 「5,4,3,2、、、、ダイブスタート!」

 視界が一瞬暗転し、目が覚めると街の広場に立っていた。

そう、これが俺の波乱万丈なPOライフの始まりだった!

 


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