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弐世鉱参式、零、柳楽瞑緒、鳳凰院寧音

表日本側の機体と登場人物になります。

型式番号…CCTW-J-203

機体名称…弐世鉱参式(ニセイ・アラガネ・サンシキ)


全長3.27m

重量7.84t


武器

TCS・長船(おさふね)

MSR・阿弥陀(あみだ)


簡易プロフィール

表日本の第五世代型CCTWの新鋭機。


(アラガネ)シリーズは表日本製CCTW(銀、鋼、鉄、金)の素体とも言える機体で、最も多く普及しているタイプ。


武装はIFSNを介して実体化する日本刀型の特殊斬撃武器であるTCS・長船が一振りと、命中精度と速射性、連射性に優れた射撃武器であるMSR・阿弥陀が一丁のみ。


一見では標準的な性能しか持たない様にしか見えないが、実は驚異的な汎用性と追従性を備えている為、パイロットによっては大化けする可能性を秘めた機体である。


事実、極阿の神威綾一(かむい・あやひと)が装着した際は、スペックで勝る筈の弐世鋼参式及び弐世鉄参式を終始圧倒していた。


表日本製のCCTWには、薄い金の環のような多重バリア・フィールド(金環障壁)が標準装備されており、外観に反して絶大な防御力を誇る。


因みに全てのCCTWはパイロットの特性や感情を理解する毎に更新され、進化・変異して強力な機体になる特徴を持つ。


外観はパワードスーツに近い感じであり、コアと共鳴したパイロットを多重の金環障壁が包み込む形で保護、その上から武器と装甲が装着され、更にその上から多重の金環障壁を展開するという構造。


鉱は基本的にアイボリー系のカラーリングであるが、瞑緒の鉱は白と赤のカラーリング、綾一の鉱は黒と青のカラーリングになっている。


主なパイロットは柳楽瞑緒、神威綾一など。


_______________________


型式番号…CCTW-0-300

機体名称…無人型CCTW-(れい)


全長3.68m

重量測定不能


武器

大出力粒子光線砲×4

有線式全方位レーザー砲×9

圧縮波動刀


簡易プロフィール

表日本の無人型量産CCTW。


単体飛行モジュールやフィールド突破機能を標準で搭載しており、非常に堅固な防御障壁まで備えており、高い性能と高い汎用性を併せ持つ。


射程、命中精度、威力ともに優れた大出力粒子光線砲を手足に搭載し、機体各所には有線制御式の全方位レーザー砲、腰には対CCTW用の圧縮波動刀が搭載されている。


機体そのものにバリアの一種であるミュレイス・バリアが搭載されており、これには重力を打ち消す効果がある。


ミュレイス・バリアの残響効果として発生するイリュージョン・ミュレイスは、レーダーを攪乱したり、分身しているかのような現象を起こしたりもできる。


高性能、高汎用、量産性を併せ持ちながらも、表日本の事情が複雑に絡み合っている為か、未だに正式採用に至っていないが、裏では既に量産されており、優秀な無人機として運用されている。


瞑緒の初装着時の相手になり、激闘を繰り広げたが、長船で串刺しにされて撃破された。


単眼の土偶に長い多関節の手脚が付いた様な外観、深緑色のカラーリングが特徴。

_____________________


型式番号…CCTW-J-111

機体名称…鉄初式(クロガネ・ショシキ)


全長3.31m

重量10.66t


武器

初式電磁加速砲×2

重突撃機銃

甲型破突杭

無銘



簡易プロフィール

表日本軍の量産型CCTW。

表日本初のCCTW…零式(零戦とも)の後継機として開発されたCCTWであり、鉱と同じく量産型CCTWのコアを初めて使用した機体でもある。


零式の驚異的な汎用性と追従性、稼働時間の長さを継承しつつ、武装強化や量子変換速度の迅速化、展開装甲の簡易化や同調率の改良、障壁の強化とエネルギー効率の向上などが図られている。


武装は背部に高威力・長射程の超電磁加速砲が二門、速射性・連射性に優れる重突撃機銃、腕部には打撃と同時に強烈な衝撃波を放って敵機の装甲を破砕する甲型破突杭、耐久性・切れ味共に優れた日本刀型斬撃武器である無銘、無銘を長巻・大刀状に展開したものもある。


鉄初式は既に旧式に位置している機体ではあるが、完成度の高さからかベテランパイロット達の支持が強く、未だに表日本軍の主力として多数が使用されている。


因みに軍のCCTWパイロット養成学校では、CCTWの訓練機として鉄初式が多数配備されている。


主なパイロットは柳楽瞑緒、神庭織兎、神庭美結など。


___________________


柳楽瞑緒(なぎら・めお)


簡易プロフィール


表日本のCCTWパイロット養成学校の生徒。


柳楽瞑夜(なぎら・めや)柳楽瞑瑠(なぎら・める)の弟。

神庭織兎(かんば・おりと)神庭美結(かんば・みゆ)とは幼馴染。


年齢は16歳。


平和の続く表日本に住み、春の休みを謳歌していたが、衛連の襲撃に便乗した傭兵達のZWに襲撃される。

避難する途中で出会った凰院寧音(ほうおういん・ねね)からCCTWのコアを渡され、コアが共鳴。

瞑緒は構成された弐世鉱参式を装着し、流れで無人型CCTW零と交戦することになる。

寧音のサポートを受けながらも、瞑緒は何とか零の撃破に成功した。


その後は鳳凰院寧音の手の者によって、神庭兄妹諸共保護される事になる。


160cm前後の身長、華奢な体型、茶髪に癖っ毛、童顔、手甲にある麻雀の得点棒のような刺青などが特徴。

制服は蒼穹のイメージから青。

パイロットスーツは彼の構築する搭乗機に合わせて白に赤で統一されている。


気弱に見えて勇猛な性格で、零と交戦した時や翼騎士芒霊と交戦した時も勇猛に立ち向かっていた。


主な搭乗機は弐世鉱参式。


__________________________


鳳凰院寧音(ほうおういん・ねね)


簡易プロフィール

表日本のCCTW乗り。


鳳凰院真理(ほうおういん・まり)(つかさ)の妹。


年齢は17歳。表日本軍では少尉待遇を受けている。


表日本軍のCCTW開発に技術・資金援助を行っている鳳凰院家の令嬢。

真理が開発したCCTWのテストパイロットも務める。


真理の依頼でCCTWの開発に必要なコアを運送中、衛連の襲撃事件に便乗した傭兵達の襲撃を受ける。傭兵達の狼藉を見兼ねてCCTWを装着し、単体で迎撃するも割り込んできた無人型CCTW・零と交戦・圧倒され、撃墜寸前まで追い込まれたが、場に居合わせた柳楽瞑緒がCCTWのコアと共鳴し、彼の装着した弐世鉱参式をサポートして零の撃破に成功した。


167cm程度の身長、やや細身の体型ながら出る所は出ている。

背中まで伸びた長い黒髪、下がり藤の家紋を模した髪飾りを後ろ髪につけているのが特徴。

制服は白に青。パイロットスーツは鳳凰院家特製の黒と紫のものになっている。


主な搭乗機は弐世鉱参式、弐世鉄参式など。

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