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アスラシリーズ、甲型紅花

裏日本で賊徒達が搭乗してる機体です。

型式番号…TZWK-05

機体名称…アスラ


全長10.5m

重量19.8t


武装

プラズマ・ビアンキ

アスラ専用拳銃


簡易プロフィール

裏日本の治安を維持する組織(俗称:治安警察)が使用するZW。


甲型と乙型の紅花をベースに開発された機体。


 動力源は紅花と同規格だがアップグレードした小型大容量テラ・バッテリー・エンジンで、紅花と同じく背部のサック型エンジンのバッテリー・ホールにスティック型のバッテリーを差し込む(格納)する事で機能する。一般機も紅花よりも稼働時間とパワー及び耐久性に優れているが、治安警察用は特別性のエンジンとバッテリーを用いており、長時間稼働及び高耐久を実現している。

アスラは機体各所にハードポイントシステムを持ち、装備を換装することで凡ゆる戦況に対応出来るようになっている。


本形態は標準型であり、左腕部にシールド、腰部にプラズマ・ビアンキとアスラ専用の拳銃を搭載している。

開発母体になった紅花のコネクタを使用している為、紅花から派生した裏愚椎冴や維新、片喰の武装も使用できる。


紅花と同じく、コクピットはブロックごと強制射出するタイプのものであり、パイロットの安全性と生還率はかなり高い。


基本性能は裏愚椎冴(リグシーゴ)維新(いしん)と同程度らしいが、クラネオンⅢやガロツⅢに一方的に蹴散らされたり、楠木親子に的にされて撃退されたりと、敵が悪かったのか、あまり活躍できていないが、治安維持には一定の貢献をしているのは間違いない。

 

 治安警察官達は本機に乗る事が一種のステイタスであり、本機に搭乗している警官達は皆精鋭である。

 

 四国征伐までは中型ZWの犯罪は稀だったものの、四国征伐後の混乱で市場に高性能ZWや中型ZWが出回る様になり、それを用いた組織が本機相手に無双し出した事から、本機の供給が追いつかなくなり、アスラの総合強化型であるアスラⅡの開発が急がれる事になったという。


 


___________________


アスラ地上型


全長11.3m

重量27.1t


武装

プラズマ・ビアンキ

56mmヘビー・マシンガン

120mmバズーカ


簡易プロフィール


アスラが地上型に換装した形態。


アスラは機体各所にハード・ポイント・システムを持ち、装備を換装することで凡ゆる戦況に対応可能になっている。


地上型は機体全体に追加装甲を装着している他、強力な120mmバズーカと56mmヘビー・マシンガン、頑丈なヘビー・シールドを装備し、重装甲・高火力の機体になっている。


重量増加による機動力低下は陸戦型ネオンのホバーユニットを参考にしたアスラ・クラフトで解消しており、鈍重な外観に反して俊敏な動きを見せる。


__________________


アスラ飛行型


全長10.9m

重量25.6t


武装

プラズマ・ビアンキ

74mmリニア・ライフル

マイクロ・ミサイル・ポッド×4


簡易プロフィール


アスラが飛行型に換装した形態。


飛行型は背部のアスラ・リフターで単体飛行が可能になっている。


アスラ・リフターの主砲である74mmリニア・ライフルとマイクロ・ミサイル・ポッドをそのまま武器として使用する。


機動性が高く、治安警察の機動隊が多用した。


________________


型式番号…TZWK-01B

機体名称…甲型紅花(こうがた・べにばな)


全長10.4m

重量25.2t


武装

23mm側頭部リニア・ガン

日本刀型プラズマ・シュナイダー

55.6mmアサルト・ライフル

105mmバズーカ


武装(紅花・ベーシック)

23㎜側頭部リニア・ガン



武装(乙型)

23㎜側頭部リニア・ガン

55.6㎜アサルト・ライフル

94㎜長射程レール・ガン×2


武装(丙型)

大型掘削ドリル

2連装バーナー×2

ショベルアンドアンカー



簡易プロフィール

裏日本製の小型ZW。


イオーリス系ZWの流れを汲む機体で、リグイース(量産型)を小型化したような外観をしている。


側頭部に速射性と連射性に優れたリニア・ガン、腰部に日本刀型プラズマ・シュナイダー、背部には武器コンテナがあり、其処に55.6mmアサルト・ライフルや105mmバズーカ、その他様々な武器を搭載出来る。

 全身にハードポイントシステムを持ち、装備を換装する事で戦闘用の甲型、支援戦闘用の乙型、作業用の丙型になることができ、場合によっては甲乙両型の装備を装着できるので、拡張性や汎用性はとても高い。


 動力源は小型大容量ギガ・バッテリー・エンジンであり、スティック型で充電式のコンパクトなバッテリーを背部サック型エンジンの隣にあるバッテリー・ホールに格納する事で機能する。

コクピットはパイロットの安全性と生還率を考慮して、任意またはオートマチックで紅花のコクピット・ブロックごと、パイロットを強制的に脱出させるタイプのものである。


機体性能はそこそこ高く、脚部には超電磁蹴加速装置を搭載しており、瞬発力は小型ZWの中でも高い性能を持つ。極阿内には中規模ながらZW製造工房区画である極阿シティ第八区画地下工房があり、そこで紅花が30機程量産され、戦闘用の甲型紅花、支援戦闘用の乙型紅花、作業用の丙型紅花の装備が製造・販売されていた。

 それ故にベヘモス戦争初期では乙型紅花や丙型紅花と共に極阿軍の主力ZWとして活躍した。

 ベヘモス戦争前からリアルZW戦闘シミュレーションゲーム内の上位ランカーにして、同ギルドに所属していた森本、稲盛、板築、狭山、小諸、江里口、久慈、小林らが極阿軍総帥の神威善一(かむい・よしひと)の招聘を受けて本機のZW小隊を組み、ベヘモス軍のZWである陸戦型エルグリムやリファイン型イオーリスなどと交戦して撃退し、他の極阿兵もそれぞれが奮戦してベヘモス軍の先遣隊を撃退している。

 弓菜、巽、輪廻のネティウスが参戦し、ラバンと神楽坂のリグイース改が参戦した後も様々な戦局で幅広く活躍し、終戦まで戦い抜いた。


 ベヘモス戦争時でも基本性能は高水準であり、政府軍の神楽坂やラバンも「リグイースとほぼ同じ性能なのに扱いやすい」と評価していたが、ベヘモス軍の重ZWラシュハとピレリハには全く敵わず、一方的に撃破されていた。

 

 ベヘモス戦争後もいくつかのバージョンアップとマイナーチェンジが施されながら使用され続け、若干の性能向上もあってか戦い方次第では次世代機のアスラや裏愚椎冴、維新にも対抗出来た。

 しかし、規格外の中型ZWであるクラネオンⅢやガロツⅢには性能差が有りすぎて対抗できず、一方的に撃破されてしまう事が多かった。


ベヘモス戦争の約10年前に開発されていた機体であり、この時代では既に旧式に位置しているが、安価で丈夫で扱い易く、居住性にも優れている点から、賊徒やレジスタンス、傭兵達からの根強い人気を誇る機体でもある。


裏日本では子供から大人まで幅広く認知されている名機。



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