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一条房彦、一条凛花、嘉賀芳弘、佐竹繁勝、他(^^)

一条房彦(イチジョウ・フサヨシ)


簡易プロフ

陰日本関西創世連合の最高幹部衆の筆頭格。

房辰(フサタツ)桜花(オウカ)凛花(リンカ)の父。

宇都宮由乃(ウツノミヤ・ユノ)の外祖父である上杉憲永(ウエスギ・ノリナガ)の弟子。

足利、上杉、成田、太田、佐竹、結城の当主や重臣達とも繋がりが強く、由乃の父である孝臣(タカオミ)の師匠でもある縁から由乃とは特に繋がりが強く、関東八家を実質的に誘導・抑制できる立場にある人物。

京都衆の出身。御上から関白の官位を叙任されており、関白殿下、一条殿下とも呼ばれる。

年齢は58歳。

創世連合新潟支部代表の大道寺雅治(ダイドウジ・マサハル)、新潟支部参謀長官の磯上清孝(イソガミ・キヨタカ)、関東八家代表補佐にして代理の佐竹繁(サタケ・シゲル)らとは古馴染みで、共に前大戦と陰陽戦役、学生戦争を潜り抜けた戦友でもある。

御上を支える大臣の筆頭として陰日本の政務を取り仕切っている他、外交、人事、軍事においても多くの関わりがある。広大な人脈と数多の繋がりを持ち、影も多く従えている上に神出鬼没。

計略・戦闘はあまり得意ではないらしいが、若い頃から老獪な美丈夫として知られており、繁が言うには「西五条を悔しがらせた」らしい。


表裏事変では陰世界の統治を務める傍らで裏世界を訪れて民の慰撫にあたっており、表裏事変後はベヘモス・極阿戦争にも介入。極阿軍の元総帥・神威善一(カムイ・ヨシヒト)とは朋友だった事もあって、極阿軍の夜光系のZWの開発・量産に必要な資材を用立てしたり、WRFのディフレクト・シールドの技術を流用して思念波駆動システムの理論確立と技術開発に貢献。

ベヘモスの攻勢が強まってくると、援軍を派遣したり、後方支援を欠かさないように尽力し、ベヘモスの猛攻に晒された極阿軍を陰ながら支援した。


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一条凛花(イチジョウ・リンカ)


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陰日本関西創世連合先駆衆筆頭。

京都衆の出身で、一条房彦(イチジョウ・フサヨシ)の次女。一条房辰(イチジョウ・フサタツ)一条桜花(イチジョウ・オウカ)の妹。年齢は16歳。

剣、槍、薙刀、飛刀、銃の名手。

WRFへの適性が極めて高く、白銀の大型WRF・武帝皇(ブテイオウ)を専用機とする。

性格は純粋で好戦的ではあるが、冷静さも持ち合わせている。知識人と強者に興味を示し、手合わせと修行を日課としている活発娘。桁外れの身体能力と武勇を持ち、素手でWRFを装着した刺客を倒し、嘉賀芳弘とも互角に渡り合っている。

天郷暦とは家の事で何か因縁がある様であるが、凛花自身は彼女と親しくしたいらしい。

163cm前後の身長、腰まで届く長い茶髪を一つに束ね、髪を束ねている紐には桃の花を象った髪飾り、吊り目、黄色の瞳などが特徴。


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嘉賀芳弘(カガ・ヨシヒロ)


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陰日本関東創世連合軍先駆衆筆頭。

関東創世連合の特攻隊長として武名を轟かせた嘉賀芳彦(カガ・ヨシヒコ)の子。

佐竹繁の姪・嘉賀鳴海(カガ・ナルミ)の子でもあり、繁の姪孫(てっそん)にあたる。

佐竹繁勝の従甥(じゅうせい)で弟子でもある。

年齢は19歳。

元ヤンキーだが、繁勝の強さに憧れて創世連合に入ったという経緯を持つ。

唯一、最後まで繁勝の訓練を受け、実戦での無茶な命令を全てこなし、実力で関東軍先駆衆筆頭である事と繁勝の後継者である事を示した豪傑。

繁勝や繁には素直な反面、その他の者に対しては粗暴な面もあり、同僚や上層部からの評判はかなり悪いが、意外と部下達からは評判は良い。

身体機能、戦闘能力は桁外れに高く、並の術士や超能力者では束になっても敵わない。

繁が暴漢達に襲われた際は異能を使わず、片手でバス停を振り回して大暴れし、暴漢達の悉くを一撃で倒している。

因みに彼の異能は空間を操るものの類らしいが、詳細は不明。

名家の出ではあるが芳彦の戦死以降没落し、母子家庭で苦労して育った様である。また繁勝の後継者であるが、大志や梢達を始めとする古馴染み達や繁や由乃、繁勝以外の理解者に恵まれず、多くの者から力と性格を恐れられるのみで人望は今ひとつの様である。

先駆衆の一員として苦楽を共にした芙蓉に執着しているが、性格と言動が災いして彼女からは嫌われ、その親友である泉や恋とは特に仲が悪い。


紅と黒の大型WRF・覇皇(ハオウ)を専用機とする。


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佐竹繁勝(サタケ・シゲカツ)


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関東創世連合軍先駆衆を束ねる長でWRFの教官も務める。

関東八家の一つである佐竹家出身。

元当主で現隠居の佐竹勝将(サタケ・カツマサ)の第七子で、現当主の佐竹将章(サタケ・マサアキ)の弟。

佐竹繁の甥にあたり、嘉賀芳弘の従叔父にもあたる。

関東八家代表の宇都宮由乃の直臣で宇都宮家に於ける最高幹部でもあり、関東八家内でも発言力は由乃に次いで高い。

斑鳩朱花(イカルガ・シュカ)の従兄にもあたる。

年齢は27歳。

元関東創世連合軍先駆衆の筆頭。

出れば毎戦必勝、常勝無敗とまで言われるほどの軍功をあげ、叔父の繁から鬼の称号を受け継ぎ「鬼の繁勝」ともいわれる。

その存在感は圧倒的であり、居るだけで他を圧倒し、声は万人を威圧し尽くし、名を聞いただけで十万の将兵が尻込みするといわれている。

創世連合本部から最弱・軟弱軍団と揶揄されていた関東軍を瞬く間に最強・強硬軍団に変えた「鬼」でもある。

一方で教養が高く、普段は物静かで穏やかな気性の人物でもある。

異能の一端である隠行の術を高度な水準で使いこなし、存在を認識できなくする事ができる他、空間を限定的に切り離して閉鎖空間を構築出来るなどの異能を使うが、詳細は不明。

関東先駆衆の志願者達と、前大戦で保護した敷島芙蓉、琴織泉、新恋の素質を見抜いて鍛えた教官であり、その指導・訓練内容は宇都宮由乃、佐竹繁、大道寺雅治からも度々苦言を呈される程に苛烈だったが、優劣に関係なく分け隔てなく接した為、教え子達からは畏れられると共に慕われた。

彼に鍛えられた人物は創世連合内外でも高く評価されており、その悉くが優遇されている。

しかし、関東軍を厳格に鍛え過ぎた代償とも言うべきか、関東創世連合内に血の気の多い連中が溢れかえり、それらが関東創世連合独立の気運を高めてしまった事に少なからず罪悪感を抱き、房彦亡き後の創世連合と世界の事を憂いている。

また、関東創世連合最強の武闘派として創世連合本部におわす御上からの信頼も厚く、前大戦に参加した若手の猛者達の中でも房彦に次ぐ従一位の官位を叙任されるという破格の待遇を受けており、その待遇が主人である由乃(※由乃は正三位で、創世連合本部内での扱いは、御上との会見に制限が無い繁勝より、数段下の御上との会見には直言不可などの数多の制限がつくものになっている)の立場を危うくしている事にも心を痛めている。


黒いWRF・黒狼皇(コクロウオウ)を主な搭乗機とする。


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佐竹繁(サタケ・シゲル)


簡易プロフ

陰日本関東創世連合の幹部。

佐竹勝将の弟で将章、繁勝らの叔父。

繁隆(シゲタカ)の父。

嘉賀芳弘の大叔父にあたる。

斑鳩朱花の伯父。

関東八家の代表・宇都宮由乃の補佐と代理を務める。

年齢は61歳。

一条房彦、大道寺雅治、磯上清孝らとは親友で、前大戦を潜り抜けた戦友でもある。

関東軍先駆衆筆頭を務めた事もあり、戦場での過激さと豪快さから「坂東太郎繁」「鬼の繁」とも呼ばれ恐れられていた豪傑。

繁勝に称号を譲って先駆衆を引退してからは孝臣と由乃の補佐で忙しくなり、戦場に出る事が少なくなったので、戦場が恋しくなっている。

由乃の事は孫娘の様に大切に思っており、由乃の為に頑張りすぎて空回りする事も多々あるなど、少々落ち着きが足りないところもある。

常人離れした怪力と身体機能を持っており、暴漢に襲われた際は芳弘と共に数多の暴漢の頭を掴んで振り回し、剛腕で殴り飛ばしたり、弾丸を受け止めたりするなど、もはや人間兵器並の暴れぶりを見せる。

反面、その筋骨隆々とした威容から、穏やかにしていても他家の使者を怖がらせてあらぬ誤解を招いてしまったり、泣き止まぬ子をあやしたら気絶してしまったり、若者に道を訪ねたら腰を抜かされたりしている。

おまけに病気になって病院に運ばれた際、医者から「皮膚と筋肉が厚く硬すぎて注射も点滴も出来ない上に体温も血圧も測れない患者は初めて見た」と言われており、由乃に笑われている。

幼年の頃から戦に明け暮れてきたからか、病気でどんなに弱っていても、一旦戦場に出ると即座に元気になる癖があるなど、根っからの戦好きでもある。


主な搭乗機は豪壁(ゴウヘキ)

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型式番号…WRF-316-O3

機体名称…黒狼皇(コクロウオウ)


頭頂高8.55m

全長9.29m

重量15.53t


武器

対DS獣爪特式高周波ブレード×4

尾部速射式破光砲×2

顎部対芒霊殺牙



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陰日本関東創世連合軍が八家の一人である佐竹繁勝専用に開発した大型可変WRF。

WRF-100-O1天皇(テンオウ)(※御上との混同称を避け、尚且つ御上から生み出された兵器である為、読みをテンオウと改められた)、WRF-205-O2水龍皇(スイリュウオウ)に続くO(オー)シリーズの三号機で、隠密性・瞬発力を生かした近接戦闘に特化したタイプ。

四足獣形態への変形が可能で、四足獣形態では陸上及び水上で非常に高い機動力と運動性能を発揮する。


武装は人型形態と四足獣形態でも使用でき、WRFのディフレクト・シールドや芒霊の芒霊障壁などを中和する対DC(ディフレクト・シールド)処理を施された獣爪特式高周波(ジュウソウ・トクシキ・コウシュウハ)ブレードを両手足に四本ずつ搭載、顎部には一撃でWRFを噛み砕き、芒霊の装甲を噛みちぎる程の威力がある対芒霊殺牙(サツガ)、尻尾には速射性・連射性に優れた破光砲が搭載されており、近~中距離高速戦闘を得意とする。


前大戦以前に開発された旧式であり、機体スペックは蟒蛇弐式よりも下らしいが、繁勝は抜群の技量で黒狼皇の性能を引き出しており、獣爪特式高周波ブレードのみで数多の新型WRFと強力な魔法生物や芒霊を撃墜してみせている。

敷島芙蓉、琴織泉、新恋、栗坂勢気らを同時に相手した際は数と機体スペックで非常に不利であるにも拘らず、猛攻を全て回避して反撃で攻撃を当て、芙蓉の紅炎灰燼、泉の来鳴疾風を大破させ、勢気の陽炎零式、史彦、惇、景斗、嘉昌らの蟒蛇弐式もそれぞれ中〜大破させるなど、終始圧倒している。

しかも、繁勝はそれでも0.3%程度の力しか出していないので、本機は繁勝の機体というよりは彼の手足の一部と言った方がいい。

肉食獣の如く身を潜ませ、一瞬の隙を突いて特式高周波ブレードで敵機をディフレクト・スフィアごと切り裂いた後、殺牙で直接食らいついて息の根を止める戦法と、スピードで撹乱しつつ急所に一撃を加えて屠る戦法を得意とする。


高いステルス性と瞬発力を生かした奇襲攻撃が得意な反面、シールド機構や中~遠距離武器を持たない事と旧式のディフレクト・ジェネレーターを使用している事からディフレクト・スフィアSのエネルギー消耗率とスフィアの減衰率が激しく、間合いを取られると防戦一方になるという弱点がある。


繁勝は本機の弱点を熟知しており、奇襲の一撃で全てを決する戦い方をしたり、終始攻勢を維持する戦い方に徹したり、息を潜めて油断を誘う戦い方をしたりと巧みに戦っていた。


本機は繁勝とは切っても切れない関係にあるということで、Oシリーズの後継機が次々と開発されていく中で唯一、引退せずに一線を張っている。



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型式番号…WRF-511-O8

機体名称…覇皇(ハオウ)


頭頂高8.65m

重量12.7t


武器

覇皇特式障壁拳×2

覇皇特式旋棍×2

轟天砲×72

倚天の拳


簡易プロフ

関東創世連合が繁勝の黒狼皇を基にして、嘉賀芳弘専用に開発したWRF。

Oシリーズの八号機にあたり、同時期に創世連合本部で開発された七号機の武帝皇とは型式上は兄弟機にあたる。

紅の触覚と暗黒を切り裂く火炎をイメージしたかのような紅と黒のカラーリングが特徴的な機体。

嘉賀芳弘の戦闘スタイルに合わせて近接戦闘や一対多数の戦いに適した調整が為されている。

機体スペックは武帝皇に若干遅れを取るものの、関東創世連合のWRFの中では火力・機動性共にトップクラスである。

武器はWRFのディフレクト・シールドを凝縮して幾重にも張り巡らせた覇皇特式障壁拳、腰部に搭載されているトンファー型の武器である覇皇特式旋棍、そして全身に搭載されている72門の小型轟天砲である。

芳弘は主に雑魚相手であれば拳のみで戦い、強敵相手だと覇皇特式旋棍を使って戦う。

72門の轟天砲は対処し切れなくなった時や激昂した時などに使用する。

必殺技の倚天の拳は、覇皇のリミッターを限定的に解除して拳撃を放つというものだが、名前には「天をも貫く拳」という意味があり、繁勝曰く「その威力は最低出力で放っても地球を破壊しかねない」という事で現在は封印されている。

新潟支部で無人のWRFと戦った時は二分もせずに140機以上の無人WRFを撃破してみせ、その後の武帝皇との一騎打ちでは互角の戦いを見せ、新潟支部での会談時に襲ってきた賊が勝負を邪魔してくると、佐竹繁の豪壁と協力してこれを殲滅。

追撃の途中で百戦錬磨の傭兵達の挑発に乗って罠にかかり、包囲されるが、これを逆に全滅させている。




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