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東方魔法伝  作者: プクプク
THE★未来都市!
8/9

一緒に山登り。2個め。

すごくシリアスです。


門番を倒した私達は、次に行こうとするのだが・・・


「す、すすみません、わ、私忘れ物してた、ら、らしいのので、戻ってとってき、きていいで、すか?」


うん。ダメだこの妖怪。ビビりすぎ。


そしてこの顔。どうみても嘘ついてる。


証拠もいっぱい。

・忘れ物を取る場所。拠点を作れてもこんな稚魚(ザコ)がどう守るのやら。

・言動。明らかにビビりすぎ。

・顔。忘れ物を報告する人が短気ならまだわからなくもないが、うちは器が大きい方だと思う。脅した覚えもないし。


ということで。


「…嘘つき」


「・・・バレました。」


はい正解。こんなクイズ幼稚園の年少さんでもわかるわ。


まあ、仕方ないとは自分でも思った。けど、場所が場所だ。ここは妖怪がいっぱいいるところだからまた後で。







そう言えば、


「やけに静かだね。」


「…は、はい。」


不自然な位に静かだ。妖怪というのはもっとバカで本能に従いっきりで力おしのごり押しで・・・

「私のことなんかバカにしました?」


あーあーきこえないわー


…どんちゃんがっしゃん騒いでいるものではないか。

そんな不自然さに怪しさを感じた私だったが次の言葉を聞いて、そうか。と納得するのであった。


「ミラミさん、あんなところに建物があります!」


その言葉を聞いてふと目をチラッて見ると、確かに木造建築でできた、かなりの大きさを誇る建物があった。周りを見ると少し寂しい上に、いくつか切り株が見られた。

恐らく、ここらへんから()って作ったのだろう。


でも、これだけの物を作れるとなると、大妖怪がいることも覚悟しなければならない。


そしてこの静けさ。


そこから私は考えた。

「盗み聞きをしよう。」

と。


当然悪いことに縁がない菜種は

「そんなことしてはいけないですよ!」

と反対した。が、

こっちにも理由がある。

この静けさと妖力も混じらない空気。この様子からは、緊急会議と呼ばれる物だと思う。だからこの際盗み聞きをして、妖怪の情報を知ろうではないか。という理由である。


そんなあてずっぽうな意見にまんまと菜種は、はまり、理解して「仕方ないですね!」で許可?を得た。

…まあ、許可を取らなくても、力で押さえられるが。


『静かにして。』

小声でそういい、木造のかべに耳をちかづけた。

そのとき、なんとかかんたらと、言うことにはならずに、妖怪たちの話し声が聞こえた。


「・・・・・・・・そろそろ話そうよ、なんかさ」


「それができたらどんなに楽なのか。」


「……………現状を、…整理する。」


そのとき、一気に回りの空気が軽くなった気がした。しかし、また重くなってしまった。きっと次の言葉で変わるのか?

「…アマ」


「はい、私の能力で調べたところ、これから二週間後、この大陸の北にある大陸、南側に、











…巨大な星のかけら・・・・隕石が激突します。






少なくとも、半径1000km以内は、吹き飛ぶとされております。」

なんだかとなりが騒がしくなりそうなので、急いで菜種の口を押さえる。案の定、菜種はもがもが言っている。


『静かに!』


無声音の中で、一番大きな小声を出す。

それに伴い、菜種は落ち着きを取り戻していく。


建物の中でも、嘘!!!!という現実逃避の言葉(叫び声もあり)や、そんな・・・・という絶望の声がある。

被害距離など、耳にも届かないのだろう。


「…黙れ。」


しかし、その言葉を放った瞬間。静かになった。

「アマ」

「はい」

「それから助かる…いえ、そこから1秒でも生き延びる方法は2つあるそうで。


…ひとつは、分かる者は」

また、静かになる。

その無言は、ひとつの結論を示すのだった。








知らない、わからない。




「…バカが」

大将と思われる声が響く。

「お止めください、×××様」

「…フン」

「答えは、人間の感情を最大限にとりこむことです。私達の食べ物は、それでしょう?

ようは、飢えを凌げばいいのですから。」

部屋から、納得の声が上がる。

「もうひとつは・・・



…わからなくてもおかしくはありませんね。

能力です。


能力はあなた達のアドバンステージです。そしてもし、無理があったら、協力するのです。


…このことは、人間達も知っています。1週間後、シャトルで月へ向かうそうです。」

また、菜種の口を押さえる。

また、もごもご言っている。

中は、騒いでなかった。

次の言葉を待っているのだろう。

「×××様」

「うむ、計画を言う。1週間後、シャトルを襲え。人間どもが月に行ったら、我々の命はまずない。恐怖をもらい、生き延びるのだ。」


「連花」


そのとき、菜種は反応した様な顔をした。


「… ぃ」

声は小さい。

だが、そのあと、全く聞こえなくなった。

強いて言うなら小鳥の声。


『そろそろでで来るかも知れないから、降りるよ』

『………………うん』

門番がいない山は、本当に静かだった。

遅くなってすみません。


なんか、物足りない感が・・・



感想、指摘、お待ちしております。

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