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全力投球  作者: K・F
2/2

第1話:転校生南雲天

2回目の投稿ですがまだまだ至らない点もあると思うので感想とうお願いします!!

西南高校2年A組。

「初めまして、父親の仕事の都合で転校してきた南雲天ですよろしくお願いします」

 俺は自己紹介をし、先生に言われたとおりの席に座ろうと、先生が指を指している方を見てみるとそこは、真ん中の列で、一番後ろには不自然に一個だけ多い明らかに後から持ってきたと思われる机があった。

俺はそこに早足で歩いて座ると、前の席の奴がこっちを振り向いた。そいつだけではない。クラス全員が俺に注目していた。

「何部にはいるの?」

「野球部に入ります」と堂々と答えた。

すると今まで騒いでいたクラスが一気に静かになってしまった。

まるで野球部には入らない方がいい、と言っているかのようだった。

「まぁ頑張るようにな!さ、体育館に移動だ!」

先生が大きな声で言い、体育館に行くことになった。

 前の奴は坊主で野球部だとなんとなく想像できた。

「お前野球部に入るのか?」

「うん」

体育館へ移動するために廊下を歩きながら、坊主頭の男子に聞かれた。

「そうか。俺は桜庭健太さくらばけんた。一応野球部のキャプテンで、ポジションはキャッチャーだ。よろしくな」

「よろしく!」

「あっ!俺のことは健太って呼べばいいからな、俺も天って呼ぶから。 天はどこのポジションをやりたいんだ?」

「ピッチャー!」と自信満々に言った。

「じゃあ俺らバッテリー組むかもな?丁度いま3年生が抜けてピッチャーがいないんだ!」

「そうか、じゃあ頑張って一緒に甲子園目指そうな!!」

 俺は活気よく言った。

「はっはっは。でもよ、この高校で甲子園なんて無理だぜ」

「なんでだよ?」

「まぁ、とにかく今日学校終わったら一緒に野球部のグラウンドに行こうぜ!見ればなんで無理なのか分かると思うよ・・・どっちにしてもお前のこと皆に紹介しなきゃいけないし」「わかった」

今日は始業式だったので学校が早く終わり、健太と一緒に野球部のグラウンドに向かった。

「見てみろよ」

そう健太に言われ、グラウンドの方を見てみると、そこには10人ぐらいしか部員がおらず、バットとボールを使ってゴルフをやっている奴もいれば、寝転がっている奴もいた。


本当にこんなので上手くやっていけるのだろうか・・・


 突如、不安がよぎる。

「おーい!皆ちょっと集まってくれ」

健太はそう言い、部員がだらだらと集まってきた。

「こいつは今日転校してきてこの野球部に入る南雲天っていうんだ皆仲良くしてやってくれ」

「南雲天です。希望ポジションはピッチャーです、よろしくお願いします!」と頭を下げ挨拶した。

「よろしくな」とみんながそう挨拶をしてくれた。

「んじゃ、俺今日なんも持ってきてないから今日は帰るわ」

 俺は健太にそう言い、足早にその場を自己紹介だけして帰った。

俺は帰りながら明日まだ入ったばかりで生意気だとは思うが、皆に真面目にやるよう言ってみようと決意した。

家に着くとご飯がすでに並べられていた。俺は気疲れしてしまっていたため、かなり腹が減っていたのであっという間に平らげた。

そして風呂に入ってパジャマに着替え、すぐにベッドに潜りなんであんなにだらけてるのか、を考えながら眠りについた。

読んでくれてありがとうございます!! 感想等よろしくお願いします!!

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