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カシューナッツはお好きでしょうか?  作者: ストレッサー将軍
第5章 『歌詞を書こう! ~どしたのどしたのどしたの!? 何で殴っちゃたの!!~』
46/126

45.ふけさん


「ごめん、店主殴った」


 少女は語る。


「歌詞が全然思い浮かばなくて、むしゃくしゃしてた」


 私は頷く。


「豆腐屋に行って、実際に『暗黒豆腐』を見れば、歌詞が思い浮かぶと思った」


 少女は語る。


「そしたら、店主がなれなれしい態度で近寄ってきたの」


 私は頷く。


「最初から、いけ好かないヤツだとは思ってた。でも、私我慢したんだよ。ふけさんの努力を無駄にしないように」


 少女は語る


「でも、あの店主、糞不味い『暗黒豆腐』を無理やり私に食べさせて」


 私は頷く。


「私、我慢できなくなって、殴った。ごめんね、ふけさん」


 少女は語る。そして、謝罪する。私は、「もう終わったことはしょうがない」と少女を慰めようとした。少女が「でもね」というまでは……。


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