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カシューナッツはお好きでしょうか?  作者: ストレッサー将軍
第5章 『歌詞を書こう! ~どしたのどしたのどしたの!? 何で殴っちゃたの!!~』
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40.カエデ

各話のタイトルの人物がその話の主人公となります。話ごとに主人公がかわりますので、少し読みにくいかも知れませんが。ご了承ください。


『♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪~』


「すごい! これ、すごくいいメロディーだよ! 誰に作ってもらったの?」


 私はふけさんが持ってきたカセットテープの音源を聞いて、興奮した。アイドルらしい、ポップでキュートなメロディー。私は、一聞で心を奪われた。


「いや、その……と、友達に作曲家がいてね……」


「なんて人? 一度お会いしたいなぁ」


 私はこんなステキなメロディーを作れる人に会ってみたいと思った。


「いや、それはちょっと難しいかな……」


「えー、なんで! いいじゃん! 友達なんでしょ?」


「う、うるさい! そんなことよりも、問題は歌詞だよ歌詞! 歌詞をこれから僕達で作らなくちゃいけないんだからね」


 ふけさんは少し怒ったような口調でそう言うと、原稿用紙とボールペンを取り出した。


「はい、これ使って。とりあえず、一人で考えてみて。私も考えておくから。明日またここに集合ということで。それじゃ」


 ふけさんは約2週間後に控えた『暗黒豆腐少女』デビューライブ関係の仕事がたくさんあるらしく、そそくさと帰り支度をした。そして、去り際


「『暗黒豆腐』を必ず歌詞の中に入れてね~。それじゃ」


 と言って、喫茶『パンヌス』から出て行った。




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