表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カシューナッツはお好きでしょうか?  作者: ストレッサー将軍
第3章 『アイドルプロデュース! ~私が、君を、アイドルにする!~』
18/126

17.アイドル研究家


ぎシスターズ』



 アイドル界では名の知れたアイドルグループの一つだ。アイドルプロダクション『わっしょい』に所属していた。


 メンバーは3人。元気っ子のアミコ。元気っ子のサナエ。そして、元気っ子のヒビカ。そう、普通アイドルグループはキャラがかぶらないようにメンバー構成をするのが普通である。元気っ子、おとなしい子、不思議ちゃん、このようにキャラがかぶらないようにするのが一般的なのだ。しかし、立ち漕ぎシスターズはその概念をぶち破り、まさかのキャラかぶりをやってのけ、マンネリ化していたアイドル界に風穴を開けた。


 さらに、立ち漕ぎシスターズのすごいところはそのコンセプトにある。立ち漕ぎシスターズのコンセプト、それは


『超ミニスカートをはいてもパンツが見えない、脅威のフトモモ!!!!!』


 ……今でもこのコンセプトを聞いたときの衝撃を忘れることができない。まさに青天の霹靂とはこのことだろう。長年アイドルオタクであり、アイドル研究家とまで呼ばれるようになった私ですら、その驚愕のコンセプトに度肝を抜かれた。


 『立ち漕ぎシスターズ』は仕事がない時間帯は常に自転車を立ち漕ぎし、フトモモを鍛え上げていた。そして、競輪選手顔負けの分厚いフトモモは、見事に右足と左足の間の隙間を埋め、男子諸君の永遠の憧れであるパンチらを封印してしまった……。


 歌はよかった……顔も悪くなかったのに……。


 『立ち漕ぎシスターズ』が結成からわずか2年で解散してしまった理由は、おそらく鍛えすぎたフトモモであろう。このアイドル研究家の私が言うのだから間違いない……


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ