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魔力徴収。それは世界の循環構造を崩壊させる力だった。  作者: 唯野丈


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4/10

4

 深層から脱出した翌日の夜。

 俺は一人で魔の森と呼ばれる人がほとんど来ない森を訪れた。

 自分自身の力を検証するために。


 魔の森に入りほどなくして、5匹の魔物と遭遇。ブラックワーウルフだ。

 狼型の魔物は、連携の取れた俊敏な動きで冒険者を追い詰めるのが常である。

 その中でもブラックワーウルフは、機動力、攻撃力共に上位の個体。

 以前の俺だったら、いや、パーティで挑んだとしても勝てるかどうか。


 俺は静かに剣を抜く。

 いつも使っている、ごく普通の剣だ。


 試すだけだ。

 無理はしない。


 踏み込み。

 同時に、黒狼達がこちらに気づく。


 ――遅い。


 刃が、骨ごと断ち切る感触。


 瞬く間にブラックワーウルフ5匹を切り捨てる。


「……」


 俺は剣を見下ろす。

 刃こぼれ一つない。

 ケルベロス戦の時に発生した身体能力の大幅な向上は継続している。


 いや、違う。戻っている?

 何か大事な事を忘れている。そんな違和感


 息を整え、周囲を確認する。

 誰もいない。


「……今日は、ここまでだ」


 試すには十分すぎる。


 この力は、

 考える時間が必要だ。


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