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第147話 瞬間移動

「チッ!」


俺は後ろに走り出す。


まずは霧から出ないと勝負にならねー!


「あ、いってー!!」


俺は何かを踏んづけていた。


それは鉄の杭のような物だった。


「クソ!まきびしってやつかよ!」


「逃がさないわよ」


その瞬間、俺の右腕に何かが巻き付いた。


「なんだ!?」


それは鎖だった。


「うわっ!!」


俺は腕に巻き付いた鎖に引っ張られ、霧の中に戻される。


「ぐえっ!!」


俺は尻餅を付く。


その瞬間、霧の中から刹那が現れ、クナイで俺に斬りかかってくる。


「うわっ!!」


俺は首を横にずらし、刹那のクナイを避けた。


「おらっ!!」


俺は避けた勢いのまま蹴りを放つ。


バシッ!!


しかし、刹那は俺の蹴りを両手で受ける。


「ハッ!!」


そして足払いをし、俺を転ばせた。


「うおっ!!」


ガシッ!!


そのまま腕十字固めを決める刹那。


「終わりよ」


「うがあっ!!」


俺は強く右腕を絞められる。


このままじゃ折られる!!


「うらっ!!」


俺は左手で近くの石を広い、刹那を殴りつけた。


刹那は手を離し、石を避ける。


そして2人同時に立ち上がる。


「案外しぶといね」


「うるせー!エロ忍者!!」


「酷いあだ名を付けられたものね!!」


刹那は俺の腕に巻き付いた鎖を引っ張り、俺を引き寄せた。


「うわっ!!」


俺は引き寄せられ、無防備な体制となる。


「終わりよ!!」


刹那はクナイを持ち、俺に斬りかかる。


このままじゃ避けることが出来ない!


仕方ねぇ......まだ未完成だけど......


「えっ!?」


その瞬間、刹那の目の前には鎖だけを残し、俺の姿が見えなくなる。


「き、消えた!?」


「こっちだ!!」


俺は刹那の後ろから刹那に斬りかかった。


「う、後ろ!?」


刹那は咄嗟に回避したが、肩を剣が捕える。


「グッ!!」


刹那は肩を押さえながら俺と距離を取った。


「どうだ!俺の新技瞬間移動だ!!」


スカーレットに教わった瞬間移動だ。


この3ヶ月間、隠れて練習していた。

実はまだ変なところに移動してしまったり失敗することも多いが......


「お、お前......どこでその術を......」


「術ってなんだよ!知り合いから教えてもらったんだよ」


「知り合い......どういうことなの」


「あ?何が?」


「チッ!この私が任務を失敗するなんて......」


ボフンッ!!


刹那は地面に煙玉を投げた。


「う、うわ!何を!?」


煙が明けると刹那の姿は無くなっていた。


「に、逃げた?」


ポカンとする俺。



何だったんだあのエロ忍者......



いや!それよりカエデと魔力玉だな!

面白い!続きが気になる!今後に期待!


と思っていただけたら


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