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第103話 光魔法の修業

「おい、坊主!!サーカスの道具運んでくれ!!」


「わ、わかった!!」


あれからミズキさん、フウカさんの説得もあり、晴れてシルバーサーカス団の雑用になった俺。


公演前は慌ただしく雑務に追われていた。


「ギン!!ボールのセットをステージ裏に運んだぞ!!」


「おう、ありがとう」


ギンは思ったより優しい団長だった。


「頑張ってんなー坊主くん」


フウカさんが俺の肩を叩く。


「フウカさん」


「公演中は暇だろうから裏で修業してきな」


ミズキさん、フウカさんやシルバーサーカス団のメンバーはみんな優しく、俺を応援してくれていた。


「はい、ありがとうございます!」















俺はサーカス団のテント裏の倉庫に来た。


サイさんと別れてから2週間、俺は毎日修業に励んでいた。


俺は倉庫の机にランプを立て、少し離れた位置に立つ。


「フー......」





2週間前、俺とギンはこの倉庫で話していた。


『いいか?光魔法って言うのは他の魔法より汎用性が高い、何故だかわかるか?』


『んー?全然』


『全く......光っていうのは他の魔法より速度が速くどこにでもある物だからだ。例えば、そこ』


ギンは倉庫の何も無い空間を指差す。


『何にもないぞ?』


『まあ見てな』


ギンはその何も無い空間に手を翳す。


すると、そこにいきなり光の渦が出来た。


『す、すげー』


『ふんっ!!』


ギンが手を握りと、光の渦は一箇所に集まり、破裂した。


『こういうことだ、容易に何も無い空間に威力のある技を作り出すことが出来る』


『すげーな!!早くやり方教えてくれ!!』


『まあ待て、だがお前は双剣使いだろ?戦っている最中に手を使うことは困難だ』


『確かに』


『そこで光魔法使いはこんなことも出来るんだ』


ギンはさっきの何も無い空間をジッと見る。


すると、また光の渦が出来始めた。


『え!?手を翳してないのに!?』


『ハアッ!!』


すると、また光の渦は一箇所に集まり、破裂した。


『ハア......ハア......これが光魔法だ、手を使わなくても目だけで形成出来る』


手を膝に置き、息切れしながら言うギン。


『どうした?偉くしんどそうだが』


『手を使わず目で放つ光魔法はその分魔力を多く使う。剣士に取って手が塞がっていても放てる魔法は相性がいいが、一発で必ず仕留めろ。この一発を失敗すると形勢は一気に逆転される』


『なるほど......』


『コツとしては空間の一点に集中することだ、掌に魔力を形成するイメージは付けやすいが空間の一点となると難易度が高い。まずはこのランプ』


ギンは倉庫に落ちているランプを拾った。


『これはサーカス用のランプだが、壊れていて廃棄予定だ。これをまず手に持つ』


ギンはロイにランプを手渡した。


『まずは手に持って光らせる訓練だ。それが出来たらどんどん離れた位置に置いていって光らせる。これがお前に与える修業だ』


『なるほどな、わかったありがとうギン!!』


『ただし!サーカス公演前は準備の手伝いをすることだ』











それから2週間が経ち、俺は1メートル程離れた位置で光を作り出すことが出来るようになっていた。


この魔法は1日に1回が限度、1日に何度も試行出来ない分1回で多くのコツを得ないといけない。


俺はこの修業を行い、魔力が切れた後はスカーレットに指摘された双剣を素早く振れるようにする基礎筋力のトレーニングや剣術のトレーニングを行っていた。


とにかく、俺は強くならないと。期待してくれてる魔王様、カエデ、サイさんのためにも


俺はランプを見た。


今は1.5メートル程離れた位置に置いてある。


「集中だ......集中......集中......」


すると、ランプは徐々に光り出す。


「いける......いけるぞ......」


『うむ!!ではさらばだロイくん!!』


俺はサイさんと別れた時のことを思い出した。


サイさん、身体は小さかったけど胸はもう結構大きかったな......


その瞬間、ランプの光は消えてしまった。


「ああ!!集中力が!!」


俺は雑念を振り払い、光魔法を物に出来るのだろうか。

面白い!続きが気になる!今後に期待!


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