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裏Resort  作者: まさぐりまさお
1年目
9/108

軽井沢編-⑨




ヤングロッジの前で待っていると、渡部篤郎似の色黒の石川さんが作業着のまま迎えに来てくれた。




真っ暗闇の中から、車のライトがこちらに向かってくる。




紺のインプレッサ




「お疲れ様です。乗って」




「あ、ありがとうございます」




残業している自分の更に残業していたのだ。


少しだけ走ると、遊園地へ向かうルートをまっすぐ行って、右折。


知らない森の中を爆走している。




少し経つと、プリンスランドの裏口から公道に出る。




「どちらへ・・・」




「ああ、コンビニに行って買い出しね。」




と、




「あ、あとここから一番近いコンビニ教えてあげるから、道覚えとくといいよ」




「は、はい」




そのまま、くねくねした下り坂を爆走していく。




15-20分経つと、T字路の初めての信号にあたった。


「大前」と書いてある。


右折して、直ぐに


「アローズ」なる飲み屋があって、コンビニ?(見たことないコンビニ)が併設されていた。


そこで、ワインを主に適当な食べ物とお菓子などとタバコを買って、引き返す。




「あの、お金は」




「ああ、いいよ。歓迎会だから」




素直に嬉しかった。




「ありがとうございます」




あまり金に興味なさそうに、お金を払う。


そんな仕草がカッコいいと思った。




そして、プリンスランドに帰るのだが、何回も曲がっていなくて簡単なはずなのに、道が暗くて解らない・・・


そして、真っ暗な坂を上っていくと右側に、一個だけ標識があった。




「これね。これを左折ね」


と目印を教えてくれた。







このように、車が無いと何もできないところなので、社員になったら、車の持ち込みが出来るので、免許があれば100%車を持つ。


ちなみにアルバイトは停めるところが無いので、車の持ち込みは禁止


今後の生活の役に立つことは、全てこの石川さんが教えてくれた。


だから、僕も新入社員の後輩が入ったら、真っ先に買い物に連れて行った。


後から聞くと、みんな僕と同じように山奥で不安だったそうだ。






プリンスランドに帰ると、遊園地の脇を入っていった。


真っ暗な駐車場の奥に、ボロボロの小屋?があった。


そこはまぁまぁでかい別荘だった。


ただ、床が抜けていたり、半分朽ち果てていた。


ここに石川さんは住んでいるという。




昭和の生き残りの建物だ・・・・


聞くところによると、そこは昔スキー場で、そのわきに当時誰かが立てた別荘だそうだ。


中はそこそこ広いが、カビの匂いが半端ない






そこで待っていたのが


男2人 女2人 4人が帰りを待っていた。


その中に、見たことのある顔があった。


ユミちゃんだ。




あの石川さんがデートをしたユミちゃんは、自分と同じ時期に研修生として入った「鈴木ユミ」だった。


彼女とは、この後、色々とあって大変だった。




それはまた次回






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