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裏Resort  作者: まさぐりまさお
2年目
84/108

東条湖編15 セクハラ

意外と毎日そこそこハッピーに暮らしていたが、そううまくはいかないものだ。






この日は相変わらず遊具でのんびり働いていたが、幼稚園の団体がやってきた。


関西弁の子供たち


遠慮なくぺらぺらと話しまくる子供たち




「おっちゃん!」




東京の下町の子供もまぁ品が無いが、ここはそれ以上だ。


まだこの時僕は22歳


おっちゃん・・・


軽くショックを受けながら、作り笑いで何とか乗り切った。




なんだか、どっと疲れが出た一日だったが、翌日は休みという事でまたみんなで呑み会をしていた。


この時は僕の部屋で集まった。


いつも通り楽しくやっていると、コズの携帯が鳴った。


相手はGⅯの橋本さん




内心


(あのエロジジイめ何の用だ)


と思っていると




「ちょっと行かなあかんわ」




という。


でたな・・・と思った。




なんでも、ホテルの本館に東京本社からも偉いサンたちが来ていて、イベントの女性スタッフはその飲み会に呼ばれているとのことだ。


今では完全にアウト・・・


というか当時でも完全にダメ




イベント女子をコンパニオン的なノリで呼んでいる。


ずるい






僕らは楽しい時間を邪魔されたこともそうだし、何よりもこの後のHの時間を取られたことに怒りを・・・・


いや、会社の上司達のセクハラ行為に怒りを覚えた。うんそうだった。






しかし


問題を起こせばクビという、社会生活脱落にリーチがかかっている僕は酒を飲んで耐えるしかなかった。


しかし、飲めば飲むほど怒りが増し、おまけに性欲も増してきた。




今考えると女性を「オンナ」と考えることが先立つというのは若さだなと思うし、怒りの矛先の上司達と同じ思考回路だという事に気が付いた。




(俺は所詮社畜なのか・・・)




(それでいいのか、おれ)




自問自答していると




あの誰よりも熱い男タカが言った




「これでええのか?」




じゃあどうするのが正しいのか、どうしたいのか解らなかったが


その上司達の呑んでいる部屋に行ってコズを連れ戻したかった。




「じゃあそうするべき」




との激熱プッシュを真に受けてタカと二人で部屋を出た。




アネックスから本館へ


飲み会が行われている部屋を調べ、エレベーターで部屋の前まで来たが、社会人になりかけている僕は


「ためらい」


という言葉が浮かんできた。




軽井沢では、酒の勢いで酒乱気味に暴れてしまう事が多かったのだが、ここではさすがにビビっていた。


上司は勿論、軽井沢のGⅯなどなど本部の人間が何人いるか解らない。


そんな中に何しに行くんだ・・・・




しかしタカは簡単に言った。




「あんとき行っとけばなぁ・・・とか後から言うなよ!」




確かに。




頭の中で


皆で行った四国!


皆で歌ったブラフマン!!


昼間の遠慮を知らない子供たち!!!




気が付いたら部屋をノックしていた。

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