東条湖編5 死亡事故
僕が勤務していたのは2001年12月-2002年3月
確か
僕が帰ってからすぐに遊具の死亡事故が起きているはずです。
とある記事では2002年11月と言記載がありました。
レインボーという遊具のベルトが緩く、小さな女の子が落下して死亡しています。
このニュースが今ではネットでも見つけることが出来ませんが・・・
当時の東条湖おもちゃ王国の現状はひどい物でした。
前回書いた通り、おっさんばかりの腐敗したスタッフに、勘違いした20代のスタッフ、1,2人の真面目でよいスタッフ
という構図。
ミーティングでは一人のおっさん(川上さん)をイジメるだけの時間
はっきり言って
部署長の久保は腐っておりました。
この事故で責任を取ったのかどうかは解りませんが。
そしてオペレーションですが、繁忙期以外は1人で3か所くらいの遊具を掛け持ちします。
これが事故のきっかけだと僕は思います。
僕も実際
アトラクションの名前は忘れましたが、掛け持ちして、何回か失敗しました。
絶対に事故の元です。
軽井沢でも掛け持ちはありましたが、本当に隣の小さな遊具だったので、東条湖とはわけが違います。
東条湖は遊具も可愛いのばかりでなく大きな遊具が沢山ある遊園地です。
ボートなんかもあり結構大きな遊園地でした。
僕は社員だったので全ての遊具を扱えるように研修しましたが、3か所の掛け持ちは無理がありました。
そんな体制で
現状に胡坐をかいているようなスタッフ
腐敗以外にないなと。起きるべくして起きた事故だなと。
このニュースが出た時に私は強く思いました。
土日とか、繁忙期なんかはスタッフが沢山いて、目も配れるので大丈夫ですが
秋冬の平日は腐敗したスタッフが適当にやっているだけの遊園地でした。
話はそんな遊具の部署に配属になった時の話に戻ります
腐ったミーティングに嫌気がさした僕は、ある提案をぶっこみました。
それは、僕がこの遊園地を一目見て思ったことでした。
「ミーティングの時間を削って、皆でトイレ清掃をしましょう」
僕は軽井沢では園内管理すなわち園内美化に注力してきました。
トイレ掃除では古株の人間とも揉めてきました。
なので、わざわざ「提案書」なるものまで作り、部署長へ進言したのです。
簡単な話
各部署の近くのトイレを、営業時間後に責任を持って清掃すること。
営業時間中も気が付いたら、清掃、ペーパーの補充、液体せっけんの補充をすること
誰でも出来るし簡単だと思っていました。
・・・・・が、さすが腐敗した遊園地
反対意見の嵐
僕が初めてこの遊園地に来て思ったのは
「汚い遊園地」
でした。
特にトイレは下町の公衆便所級・・・
僕は今でも意見は同じなんですが、どんなに綺麗な施設、レストラン、ホテル、旅館でもトイレが汚かったらそこは2流3流です。
遊園地業界のTOP of TOP 「ディズニーランド」はトイレも完璧です
トイレが汚いサービス業では働く人間性を疑ってしまいます。
それくらいトイレは大切だと思って生きています。
当時、軽井沢から東条湖へ行った辻岡Ⅿに相談すると
「お。いいぞ!!お前らしい。トイレ大臣頑張れ」
と言われ
「喧嘩してもいいから押し通せ」
と言われ、やる気が出ました
この時点で部署長久保プラス、古参の腐敗メンバーとのバトルが始まりました




